...こいつが物置き部屋へはいってきやあがった...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...こいつをつかまへるのはたまりません...
鈴木三重吉 「かたつむり」
...おい、こいつらを、よろしく頼むぜ、そんな気持で振り仰げば、寒空のなか、のつそり突つ立つてゐる富士山、そのときの富士はまるで、どてら姿に、ふところ手して傲然(がうぜん)とかまへてゐる大親分のやうにさへ見えたのであるが、私は、さう富士に頼んで、大いに安心し、気軽くなつて茶店の六歳の男の子と、ハチといふむく犬を連れ、その遊女の一団を見捨てて、峠のちかくのトンネルの方へ遊びに出掛けた...
太宰治 「富嶽百景」
...お前往って訊いてこい」僕も馬に乗っていた...
田中貢太郎 「崔書生」
...そう云えばさっきお宅のこいさんが国道の方へ下りて行かはるのと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...この頃こいさんは二度ばかり男のお方とお見えになりましたと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...こいつをうまく売り飛ばしゃあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...「こいつは誰が締めるんだ」「木戸の側(そば)に住んでいる佐の市の母親の役目になっているが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「こいつは大名屋敷の女部屋にあるという話は聴いたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どいつもこいつも羽振りのいい奴の襟許へつくのだよ...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...おや! こいつ気が狂ったみたいに踊っている...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...おれはこのおれの手でさっきそれを握りながら今までこいつに気がつかなかったとは何事だい!(そこで彼は思いきってそのドアを押し開けた...
堀辰雄 「恢復期」
...こいつが後を追いかけて行きたがるからな……」と...
吉川英治 「江戸三国志」
...こいつは少し手間がかかる...
吉川英治 「江戸三国志」
...こいつは一足遅かった」拍子抜けして...
吉川英治 「三国志」
...……ところが、二度三度、千早のとりでに入ってみて、こいつはと、正直考え直したのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...御新政向きまで誹謗(ひぼう)しおった」「こいつがか」と...
吉川英治 「私本太平記」
...こいつを城内へ縛(くく)っといておくんなさい」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
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