...物(もの)のけじめも判(わか)りかねましたが...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
......
伊良子清白 「孔雀船」
...雪と炭との差別(けじめ)あり...
巌谷小波 「こがね丸」
...町人と区別(けじめ)を立てる時節でもなく...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...そういう嘘と本当とのけじめはハッキリついていないので...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...けじめがはっきりついて...
長谷川時雨 「九条武子」
...その区別(けじめ)がはっきりしない...
久生十蘭 「魔都」
...ときどきもののけじめがわからなくなった...
正岡容 「圓朝花火」
...けじめのない男女関係があたりまえという気分をつくり出しています...
宮本百合子 「悔なき青春を」
...……物事のけじめも...
三好十郎 「地熱」
...すなわちモンテーニュは、ここで子供たちに、早くから道徳的判断、善悪のけじめを、つけさせようというのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...水陸のけじめは表辺(うわべ)のみで...
柳田国男 「海上の道」
...ものにはけじめということがある...
山本周五郎 「おばな沢」
...はっきりけじめをつけて罰するがいい...
山本周五郎 「さぶ」
...はっきりけじめがつくと思うんです」まるで「大留」の看板が...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...肉眼でははつきりけじめがつけられなかつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...貴賤のすがたにけじめなく...
吉川英治 「親鸞」
...犬と人間のけじめがつかぬ年ごろではあるまい...
吉川英治 「宮本武蔵」
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