...私はぐんにゃりと膝をたおした...
永井隆 「この子を残して」
...つきたてのもちみたいに手の外に手足がぐんにゃりとぶらさがった...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...ぐんにゃりと萎(しお)れたのは少しく意外で...
中里介山 「大菩薩峠」
...ぐんにゃりとしてしまうことはできない...
中里介山 「大菩薩峠」
...無論もうその時はぐんにゃりとなった...
中里介山 「大菩薩峠」
...忽(たちま)ち取って抑えてぐんにゃりさせてしまう...
中里介山 「大菩薩峠」
...何もかもむき出しにぐんにゃりしている...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...ぐんにゃり手足をなげ出しているすがたでした...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「眠る森のお姫さま」
...」女はぐんにゃりと微笑って...
室生犀星 「香爐を盗む」
...ぐんにゃりと伸ばされたように微笑ったとき...
室生犀星 「香爐を盗む」
...蒼白い顔がぐんにゃりと潰れたように古い畳に滅(め)り込んで...
室生犀星 「香爐を盗む」
...彼は両手をぐんにゃり垂らして椅子に腰をおろし...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
...ぐんにゃりともたれ込んだ九兵衛を覗いて...
吉川英治 「江戸三国志」
...ぐんにゃりとして身をよけるだけです...
吉川英治 「江戸三国志」
...彼の足に巻きついたまま水際をぐんにゃりと離れた...
吉川英治 「銀河まつり」
...ぐんにゃりとしていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...浜蔵の壁に腕ぐみでぐんにゃりとよりかかっている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ぐんにゃりと三五兵衛の手を離れた...
吉川英治 「八寒道中」
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