例文・使い方一覧でみる「ぐわい」の意味


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...どうも日本人の貧弱な顔ぢや毛皮の外套(ぐわいたう)の襟へ頤(おとがひ)を埋(うづ)めても埋め栄(ば)えはしないやうな気がする...   どうも日本人の貧弱な顔ぢや毛皮の外套の襟へ頤を埋めても埋め栄えはしないやうな気がするの読み方
芥川龍之介 「一番気乗のする時」

...存外(ぞんぐわい)あるものなり...   存外あるものなりの読み方
芥川龍之介 「雑筆」

...存外(ぞんぐわい)古風土記(こふうどき)にありさうな...   存外古風土記にありさうなの読み方
芥川龍之介 「澄江堂雑記」

...恁(か)うまで恥(はぢ)も外聞(ぐわいぶん)も忘(わす)れて...   恁うまで恥も外聞も忘れての読み方
泉鏡太郎 「艶書」

...これは宙外(ちうぐわい)さんの猪苗代(ゐなはしろ)から...   これは宙外さんの猪苗代からの読み方
泉鏡太郎 「怪力」

...外國(ぐわいこく)から直接(ちよくせつ)日本(にほん)に輸入(ゆにふ)するものは一割(わり)一分(ぶ)皆(みな)高(たか)く買(か)はなければならぬのである...   外國から直接日本に輸入するものは一割一分皆高く買はなければならぬのであるの読み方
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」

...其結果(そのけつくわ)二億圓(おくゑん)以上(いじやう)の在外資金(ざいぐわいしきん)を買取(かひと)ることが出來(でき)たのである...   其結果二億圓以上の在外資金を買取ることが出來たのであるの読み方
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」

...これ意外(いぐわい)に出(で)て論(ろん)じる程(ほど)の材料(ざいれう)を...   これ意外に出て論じる程の材料をの読み方
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」

...時には何うしてこんな不愉快な塞外(さいぐわい)の地にやつて来たらうと思ふやうなことも度々(たび/\)あつたが...   時には何うしてこんな不愉快な塞外の地にやつて来たらうと思ふやうなことも度々あつたがの読み方
田山録弥 「時子」

...(くわいぐわい)は固く決めてゐた...   は固く決めてゐたの読み方
中島敦 「盈虚」

...がや/\と騷(さわ)いで居(ゐ)た家(いへ)の内外(ないぐわい)は共(とも)にひつそりと成(な)つた...   がや/\と騷いで居た家の内外は共にひつそりと成つたの読み方
長塚節 「土」

...兄(あに)の日々の戸外(こぐわい)生活に就て決して研究しないのである...   兄の日々の戸外生活に就て決して研究しないのであるの読み方
夏目漱石 「それから」

...四隣(あたり)は存外(ぞんぐわい)靜(しづ)かである...   四隣は存外靜かであるの読み方
夏目漱石 「門」

...比較的(ひかくてき)明(あか)るい外界(ぐわいかい)の刺戟(しげき)に紛(まぎ)れた爲(ため)か...   比較的明るい外界の刺戟に紛れた爲かの読み方
夏目漱石 「門」

...横町(よこちやう)の道具屋(だうぐや)などに意外(いぐわい)な儲(まう)け方(かた)をされる代(かは)りに...   横町の道具屋などに意外な儲け方をされる代りにの読み方
夏目漱石 「門」

...いふまでもなく日曜(よう)日には可成(かな)り重(おも)いそれの鞄をかついで郊外(こうぐわい)へ撮影(さつえい)に行く...   いふまでもなく日曜日には可成り重いそれの鞄をかついで郊外へ撮影に行くの読み方
南部修太郎 「寫眞と思ひ出」

...すぐ下には私と福次郎が寢て居りました」「二階は一と間だけか」「へエ」これでは福次郎も春松も全く疑ひの圈外(けんぐわい)に立ちます...   すぐ下には私と福次郎が寢て居りました」「二階は一と間だけか」「へエ」これでは福次郎も春松も全く疑ひの圈外に立ちますの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...悪霊(あくりやう)のなかのスタヴローギンのいやらしい外貌(ぐわいばう)に似てゐる気がして気持ちが悪かつた...   悪霊のなかのスタヴローギンのいやらしい外貌に似てゐる気がして気持ちが悪かつたの読み方
林芙美子 「浮雲」

「ぐわい」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ぐわい」


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呑み屋   又と   人先  

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