...彼の体はぐにゃりとなり...
梅崎春生 「幻化」
...ぐにゃりぐにゃりと活撥な蠕動をつづけていた...
海野十三 「生きている腸」
...目に見えないぐにゃりとした壁みたいなものにつきあたり「ひゃッ」と悲鳴をあげて...
海野十三 「怪星ガン」
...なにかぐにゃりとしたものが...
海野十三 「怪塔王」
...それはぐにゃりと...
海野十三 「怪塔王」
...そのぐにゃりとしたうす桃色のものを入れた...
海野十三 「金属人間」
...ぐにゃりと伸びた運転手の肩ごしに...
海野十三 「地球要塞」
...からだはぐにゃりとなって水の中に沈んだ...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...暗闇の中でぐにゃりと生温いものを踏みつけたと思ったが...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...ぐにゃりとなって...
高見順 「如何なる星の下に」
...ぐにゃりぐにゃりとだらしなく肩を揺す振る態度の罪のなさ...
谷崎潤一郎 「幇間」
...大事な口説(くど)きは其方除(そっちの)けにして早速ぐにゃりと打ち倒れます...
谷崎潤一郎 「幇間」
...蒲団(ふとん)の上で脊髄(せきずい)が急にぐにゃりとする...
夏目漱石 「琴のそら音」
...ぐにゃりと首を泳がせて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ぐにゃりと まがる ナイフ...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter おおくぼゆう やく 「わるねずふたりぐみのはなし」
...引きずられ、ぐにゃりとなり、へなへなになって連れ込まれた客間には、フェンウィックが椅子に座り、男どもは戸口で次の指示を待った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...頸と頭(あたま)と髪の毛とが忽(たちま)ちぐにゃりと項に垂れる...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...こんどは自分の方がぐにゃりとなっちまったので...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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