...「浅草は人間をぐうたらにさせて...
高見順 「如何なる星の下に」
...きのふけふのぐうたら句糸瓜の門に立つた今日は(子規忌)・旅の宿の胡椒のからいこと・羽毛(ハネ)むしる鶏(トリ)はまだ生きてゐるのに・しんじつ秋空の雲はあそぶあかつきの高千穂は雲かげもなくてお信心のお茶のあつさをよばれる芋虫あつい道をよこぎる竹籔の奥にて牛が啼いてるよ・露でびつしより汗でびつしより夜は教会まで出かけて...
種田山頭火 「行乞記」
...十月五日機縁が熟した、ぐうたらな、でたらめな生活よ、さようならだ、昨日と今日との間には截然として一線が劃された、私の心境はおのづからとけて、すなほにあふれて、あたゝかく澄んでゐる...
種田山頭火 「其中日記」
...「ぐうたら手記」□このみちをゆく――このみちをゆくより外ないから...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「其中日記」
...ぐうたら手記□生活感情...
種田山頭火 「其中日記」
...炎天のほこりひろがる・木かげ水かげわたくしのかげ・炎天の稗をぬく(雑)ぐうたら手記□はぜのおばさん...
種田山頭火 「其中日記」
...……ぐうたら手記釣心...
種田山頭火 「其中日記」
...ぐうたら手記詩制作感動――言葉――韻律...
種田山頭火 「其中日記」
...ぐうたら手記□拾ふに値するもの行乞して...
種田山頭火 「其中日記」
...ぐうたら手記□法衣をきて釣竿をかついで出かけたら面白からうと樹明君がひやかしたが...
種田山頭火 「其中日記」
...さてもかはればかはるものであるわい!ぐうたら手記□独楽ではない...
種田山頭火 「其中日記」
...ぐうたら、見栄っ張り、遊び女だなんて...
R.W. チェンバース R.W. Chambers The Creative CAT 訳 「四風の街」
...ぐうたら侍」庄吉は...
直木三十五 「南国太平記」
...愚迂多良童子(ぐうたらどうじ)を極め込んでいれば...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...ぐうたらな父でさへも...
萩原朔太郎 「宿命」
...彼女にはこういう処へ飲みに来る男が実に皆なぐうたらに見えた...
細井和喜蔵 「女給」
...まったく一日中ぐうたらな生活をしていたんだよ」「一本全部空けてしまったんですか」「うん」と笑ってうなずかれる...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
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