...この界隈(かいわい)きっての綺麗な足とくるぶしを見せつけたものである...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...日本の女は踝(くるぶし)から下を除いて悉(ことごと)く美しいと云ふHの事だから...
芥川龍之介 「東京小品」
...水はやっと踝(くるぶし)を隠す程しかなかったけれど...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...院長(ゐんちやう)はモイセイカの瘠(や)せた赤(あか)い跣足(はだし)の踝(くるぶし)を見(み)て思(おも)ふた...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...院長(いんちょう)はモイセイカの瘠(や)せた赤(あか)い跣足(はだし)の踝(くるぶし)を見(み)て思(おも)うた...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...彎曲(わんきょく)した踝(くるぶし)から土踏まずは瘤(こぶ)のように隆起して...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...両足の踝(くるぶし)を厳重に括って...
谷崎潤一郎 「少年」
...くるぶしをかくしかねるほどの水量は...
壺井栄 「二十四の瞳」
...ふくれたくるぶしと不格好な足がその下から硬直したまま突き出ている...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」
...彼のブルテリアが僕のくるぶしにかみついたのだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...コゼットの裾(すそ)をようやく踝(くるぶし)のところまでまくることよりも...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ズブズブと踝(くるぶし)まで隠してやって来る小坊主の腰で...
中里介山 「大菩薩峠」
...柔かい踝(くるぶし)に接唇した...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...文学はどこかにもっと堅固な骨格や踝(くるぶし)をもって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...足のくるぶしまであるかなしかで...
山本周五郎 「さぶ」
...左の脚の甲からくるぶしがひどく腫れあがり...
吉川英治 「上杉謙信」
...お綱の足のくるぶしをつかんだ手がある...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...くるぶしの附け根から膝がしらのとこまで...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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