例文・使い方一覧でみる「くらい」の意味
スポンサーリンク...夙（つと）に敬服に堪えないくらいなんだ... 
芥川龍之介 「路上」
...盆（ぼん）くらいのひろさの空が見え...
海野十三 「宇宙戦隊」
...ポケットから取出したのは三十センチくらいの棒である...
海野十三 「少年探偵長」
...柏木の叔父さんと同じくらいのお年（とし）の筈（はず）なのに...
太宰治 「千代女」
...しょぼしょぼと憐憫（れんびん）を乞うみたいな眼つきをしたくらいの効果しかなかったようである...
太宰治 「鉄面皮」
...屈辱の大関（おおぜき）くらいのところだ...
太宰治 「母」
...あとになって父の蔵書がさらに十倍くらいのよい値で売れることを屑屋から教わり...
太宰治 「ロマネスク」
...つまりそれほど一大騒動の原因になっているくらいの「巷のクレオパトラ」...
谷譲次 「踊る地平線」
...親身の兄も及ばぬくらいに二人の世話を焼いてくれているのは...
谷崎潤一郎 「細雪」
...むすこ思いの父親はその次の年から断然夕顔の栽培を中止したという実例があるくらいである...
寺田寅彦 「からすうりの花と蛾」
...それにイワン兄さんだってやはり千ルーブルくらい出してくれましょう...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...演（や）り方が旨（うま）いとか下手（まず）いとか云う芸術上の鑑賞の余地がないくらい厭（いや）です...
夏目漱石 「虚子君へ」
...「庭の木戸は外からでも開くのか」「家の者――それも主人と私と勘七どんくらいしか知りませんが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ほとんど息もつけないくらいなんです...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...二十や三十の歳を隠すくらいはなんでもないことであった...
火野葦平 「花と龍」
...また私と同じくらいはっきりと...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...月江にかしずいていたくらいな女...
吉川英治 「江戸三国志」
...「荊州までどのくらいあるか...
吉川英治 「三国志」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？