...軛(くびき)にかかった輓牛(ひきうし)のような柔順な忍耐と覚悟とをもって...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...その家には首切役人(くびきりやくにん)が住んでいることを...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「赤いくつ」
...小(ちい)さい※手(くびきり)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...この某国大使館では近々先生の馘(くびき)るという話を御書面(ごしょめん)で承知しましたが...
海野十三 「戦時旅行鞄」
...その日その日の生命に無理な軛(くびき)を負わせないで...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...ただちに改悔せよ! 悔悟せよ! そなたの軛(くびき)は予が負うであろう...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...双馬の軛(くびき)打碎く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼らはついで掛釘にかかる軛(くびき)をとりおろす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...――正規の降伏勧告に会えばただちにそれらの反抗者らを軛(くびき)の下に立ちもどらせる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...軛(くびき)をかけてくれと宗教に求めていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しまいにはわたしが彼女の軛(くびき)から脱して...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...強力無双な運命の軛(くびき)のように...
火野葦平 「花と龍」
...その眼力能く神敵たる巨蛇アペプを剄(くびき)る...
南方熊楠 「十二支考」
...越後も中頸城(なかくびき)の漁村には「鰯(いわし)の年取り日」という珍しい名があるが...
柳田国男 「年中行事覚書」
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柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...越後の西頸城(にしくびき)郡ではネコソバエ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...この国頸城(くびき)郡姫川(ひめかわ)の流れに...
柳田国男 「山の人生」
...枯れた蓬(よもぎ)の細茎(ほそぐき)を風の吹くよな三味線(しやみせん)に曲弾(きよくびき)の音(ね)のはらはらと螽斯(ばつた)の雨が降りかかる...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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