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伊良子清白 「孔雀船」
...街道(かいだう)の紆曲(まがりくねり)に...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...帯のようにくねり...
梅崎春生 「桜島」
...すこしずつくねり出した...
海野十三 「火星探険」
...或いは曲がりくねり...
江戸川乱歩 「鏡地獄」
...少しずつ曲りくねりながら至極のんびりと残っているだけだ...
大阪圭吉 「寒の夜晴れ」
...くねりつゞいた塹壕(ざんがう)や...
鈴木三重吉 「勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)」
...水くねり流るる邑(むら)や柳かげ茂山(しげやま)や植林治政三十年田を植うる白き衣をかかげつつ六月十一日 京城着...
高浜虚子 「六百句」
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アルフレッド・テニソン 坪内逍遙訳 「シャロットの妖姫」
...小溝に沿うてまがりくねりの道を行く半町ばかり...
寺田寅彦 「半日ある記」
...横丁をまわりくねりしたすえ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...扇がたにひろがった尾は梶(かじ)をとるようにものやわらかにくねり...
火野葦平 「人魚」
...あっちへくねりこっちへくねりもしなければならないこともあり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それでくねりくねる...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...くねくねとくねりの多いスタイルはいはば上べの洒落つ気で...
三好達治 「棋家の文章など」
...くねり流れる小さな谷地(やち)川が...
柳田国男 「雪国の春」
...竹と丸太にすべての視野を遮った迷路が曲がりくねりして...
吉川英治 「江戸三国志」
...花押の尻尾はくねりくねって花押そのものの中へ没し去っている...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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