...此の意味に於ける民族主義の主張は僞善者の曲りくねりたる自己主張に過ぎないであらう...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...我々は凸凹激しく、曲りくねり、場所によっては恐しく急な小径を、馬を引いて下りて来る老盲人に逢った...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
......
伊良子清白 「孔雀船」
...街道(かいだう)の紆曲(まがりくねり)に...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...すこしずつくねり出した...
海野十三 「火星探険」
...少しずつ曲りくねりながら至極のんびりと残っているだけだ...
大阪圭吉 「寒の夜晴れ」
...くねりつゞいた塹壕(ざんがう)や...
鈴木三重吉 「勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)」
...印度洋太平洋の南端を南極圏すれすれに大蛇のごとくにくねりながら...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...どこまで行ってもどこまで行ってもうねうねと曲りくねりして辿(たど)っていた...
橘外男 「逗子物語」
...家から家へと悪魔をはらって騒がしくねり歩いた...
田山花袋 「田舎教師」
...その煙が澱(よど)んだ空気の中をくねりながら昇る...
中原中也 「山羊の歌」
...電光形に曲りくねり...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...横丁をまわりくねりしたすえ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...それでくねりくねる...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...野川が自由に流れているように曲りくねり...
柳宗悦 「全羅紀行」
...くねり流れる小さな谷地(やち)川が...
柳田国男 「雪国の春」
...鉄屑の山々の裾を曲りくねり...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...花押の尻尾はくねりくねって花押そのものの中へ没し去っている...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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