例文・使い方一覧でみる「くち」の意味

...簇柱（ぞくちゅう）は巨大で... 簇柱は巨大での読み方
ワシントン・アーヴィング　Washington Irving 吉田甲子太郎訳「ウェストミンスター寺院」

...くちびるをそらせながら... くちびるをそらせながらの読み方
芥川龍之介「偸盗」

...はくちょうになってとびまわるが... はくちょうになってとびまわるがの読み方
ハンス・クリスティアン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 楠山正雄訳「野のはくちょう」

...と云う口吻（くちぶり）で... と云う口吻での読み方
泉鏡花「婦系図」

...こっちの身分をさとられずに眼を光らせていなくちゃならないんだからね...
海野十三「暗号数字」

...懐中（ふところ）に呑んでいた匕首（あいくち）で... 懐中に呑んでいた匕首での読み方
江見水蔭「怪異暗闇祭」

...もっと高めなくちゃいかん... もっと高めなくちゃいかんの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...脣（くちびる）は... 脣はの読み方
直木三十五「南国太平記」

...六の七平岡は膳の上（うへ）の肴（さかな）を二口三口（ふたくちみくち）... 六の七平岡は膳の上の肴を二口三口の読み方
夏目漱石「それから」

...這入口（はいりくち）は矢張（やは）り勝手（かつて）である... 這入口は矢張り勝手であるの読み方
夏目漱石「門」

...へんにものかなしい亡命的な小唄を口吟（くちずさ）んでいたり... へんにものかなしい亡命的な小唄を口吟んでいたりの読み方
西尾正「放浪作家の冒険」

...病氣に勝たなくちやいけない... 病氣に勝たなくちやいけないの読み方
林芙美子「就職」

...城ではあの人たちはまったくちがってしまいます... 城ではあの人たちはまったくちがってしまいますの読み方
フランツ・カフカ　Franz Kafka 原田義人訳「城」

...何といっても消口（けしくち）をとったのは俺のほうが先き... 何といっても消口をとったのは俺のほうが先きの読み方
久生十蘭「平賀源内捕物帳」

...休（やす）みを利用（りよう）して各地（かくち）で開（ひら）いてゐる林間野營（りんかんやえい）や... 休みを利用して各地で開いてゐる林間野營やの読み方
本多靜六「森林と樹木と動物」

...紅（べに）で光るくちびるや爪（つめ）... 紅で光るくちびるや爪の読み方
三好十郎「胎内」

...殊（こと）にそのおかしな嘴（くちばし）と尻尾とを以て... 殊にそのおかしな嘴と尻尾とを以ての読み方
柳田國男「野草雑記・野鳥雑記」

...小五郎の敵を討ってやらなくちゃ... 小五郎の敵を討ってやらなくちゃの読み方
山中貞雄「森の石松」

ランダム例文：
客懐枝村釈氏

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