...その証拠には源氏の初瀬詣(はつせまうで)の条(くだり)にも...
芥川龍之介 「点心」
...急いで伊勢(いせ)におくだりになって...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...俗にいう三行半(みくだりはん)でありましたから...
中里介山 「大菩薩峠」
......
樋口一葉 「さをのしづく」
...山稜に沿って南へ『烏の嘴(ベック・ア・コルポオ)』までくだり...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...三勝半七酒屋之段(さんかつはんしちさかやのだん)の一くだりか何かを口吟(くちずさ)み出した...
火野葦平 「糞尿譚」
...その説き起し説き去るくだりは...
秘田余四郎 「字幕閑話」
...まったくその身を誤って死んでしまう件(くだり)をばお聴きに入れます...
正岡容 「圓朝花火」
...江島屋の番頭金兵衛が呪いの老婆にめぐりあうくだり...
正岡容 「我が圓朝研究」
...灘の上酒(くだり)を頂いたそうで...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...座談会はロイヤル長官の談話そのほかいくつかのトピックで進められているが「切迫せる人口問題」のくだりで...
宮本百合子 「鬼畜の言葉」
...自分のカヌーに乗って“時”の流れを漕ぎくだりながら...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
...ギリシアの歌の中にアエトリア人の方がローマ人よりも前に挙げられていることを多少重く見ているらしいくだりがあるのに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...道をくだりきったところに...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...八門遁甲(とんこう)の鬼変を描写している件(くだり)などはみなそうであるし...
吉川英治 「三国志」
...お祝の辞を兼(か)ね今日(こんにち)これへ罷(まか)りくだりました私は...
吉川英治 「私本太平記」
...御岳(みたけ)の中腹(ちゅうふく)をくだり...
吉川英治 「神州天馬侠」
...賊首三名は下にへりくだり...
吉川英治 「新・水滸伝」
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