...右の一条を知らうず方々はまづ次のくだりを読ませられい...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...その六の卷なるエネエアスがキユメエの巫(みこ)に導かれて地獄に往く條(くだり)に至りて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...東京が敵国の爆撃機隊に襲撃されるくだりを聞き惚(ほ)れていた...
海野十三 「人造人間事件」
...右の件(くだり)...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...此ふぢづるをたよりとして谷川へくだり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...火災(くわさい)をはゞかるために禁(きん)下(くだり)てやみたりとぞ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...ひら地へおくだりになって...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...急いで伊勢(いせ)におくだりになって...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...下坂(くだりざか)ですからね」こんどはもうまるでらくらくと走ってゆきました...
竹久夢二 「玩具の汽缶車」
...井手君に・待ちきれないでそこらまで夕焼ける空・柱いつぽんをのぼりつくだりつ蟻のまいにち・ひるねの夢をよこぎつて青とかげのうつくしさ(松)改作・ひとりとんでは赤蛙(松)改作・暮れるとやもりが障子に恋のたはむれ七月十九日晴曇...
種田山頭火 「其中日記」
...それは後の条(くだり)に...
野村胡堂 「楽聖物語」
...あすこのくだりばかりが...
正岡容 「寄席行燈」
...くだりは早く、かけ足で天狗の露地といふところ迄下りた...
水上瀧太郎 「山を想ふ」
...それについで気温がいちじるしくくだり...
武者金吉 「地震なまず」
...貫一のいいなずけの宮が見そめられるくだりがあるのです...
柳原白蓮 「私の思い出」
...わかりました」松林の中を右のほうへくだり...
山本周五郎 「風流太平記」
...というくだりは、ふしぎに実感がこもって、みんなふと息をひそめた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...墨股(すのまた)合戦のくだりは...
吉川英治 「随筆 新平家」
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