...くたびれるのもしらないで...
大手拓次 「藍色の蟇」
...この叢書のへんまで見て来るとかなりくたびれる...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...早くくたびれるという尋常の法則を繰返すだけのものに過ぎまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...どちらへゆきますか田舎の温泉山の中お米をもつてなべもつてあるいていつてはくたびれるあの山こえて谷こえてシヤラリコ...
野口雨情 「未刊童謡」
...くたびれるなんて言葉は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...くたびれると肱(ひじ)をつき合わして草の上に坐った...
久生十蘭 「キャラコさん」
...くたびれるから昼はなるべく気を抜いて演る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「愛国行進曲」を何遍も大声でやったので、くたびれる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「自叙伝」は兎に角くたびれる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...清、起き出でゝ元気、少し遊ぶと、くたびれる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...可笑しい程気がくたびれるから)さて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あんまりいっぺんにそんなことするとくたびれる...
三好十郎 「樹氷」
...ほんのしばらくの間さし込んで來るのを何時も待ちくたびれるやうな心で...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...――くたびれるからね」土川春彦は事業家だと自負していたし...
山本周五郎 「季節のない街」
...くたびれるぞ」茶店の女たちはついに戻らず...
山本周五郎 「ひとごろし」
...くたびれることなんてないんだから...
吉川英治 「宮本武蔵」
...言いくたびれるのを待って...
吉川英治 「無宿人国記」
...くたびれるだけ損だ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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