...僕は役場の書記でくたばるんや...
岩野泡鳴 「戦話」
...君が先に出て先にくたばる術はない...
太宰治 「虚構の春」
...コロリ往生――脳溢血乃至心臓麻痺でくたばる事だ――のありがたさ...
種田山頭火 「行乞記」
...くたばるまで飲め...
豊島与志雄 「或る作家の厄日」
...くたばるまではなんでもやってみなけりゃいけない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「そして、くたばるものか...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...思いも寄らない時にくたばるなんてことがあるものか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...くたばる前に一度は金持ちにもならなけりゃあね!」彼は室(へや)をぐるりと一回りしてつけ加えた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そして黙ってねくたばるんだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...これの終る頃くたばる事になると...
直木三十五 「死までを語る」
...くたばるか――」と...
直木三十五 「南国太平記」
...「此(こ)の野郎(やらう)こんな忙(せは)しい時(とき)に轉(ころ)がり込(こ)みやがつてくたばる積(つもり)でもあんべえ」と卯平(うへい)は平生(へいぜい)になく恁(こ)んなことをいつた...
長塚節 「土」
...くたばるんです」モローゾフ教授が...
久生十蘭 「地底獣国」
...いまにくたばるづら……」などゝ頓着なくうそぶき...
牧野信一 「るい」
...くたばるよりゃ百倍もマシだあ...
三好十郎 「胎内」
......
山之口貘 「山之口貘詩集」
...くたばるかと思や...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...「げじげじめ」「たわけ野郎(やろう)」「ものもらい」「ざまを見やがれ」「くたばるまで蹴(け)ころがしてやれ」寄(よ)ってたかってなぐりつける...
吉川英治 「神州天馬侠」
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