...メリメリとくずれ相で...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...ずくずくに汗かいてはあはあ息してなさる恰好(かっこ)いうたら...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...それもだんだん頽(くず)されそうになって来た...
徳田秋声 「黴」
...頽(くず)れた姿形(なりかたち)をして自分がそこへ陥ちて行った径路や...
徳田秋声 「黴」
...帰国の船中太平洋の水屑(みくず)になられたと聞いて居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...そして間もなくふしだらに身を持ちくずした...
豊島与志雄 「黒点」
...江戸の新聞は落首と悪刷(あくず)りであったように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そこへ流れて来た「人間のくず」どもは...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...ただひとつの楽しい出来事になりました」聖画の中の聖人のような素朴な顔を笑みくずしながら...
久生十蘭 「キャラコさん」
...「あいつ石炭がらをくずしてしまうぞ」「まあ...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...窓の一つ一つにしばらくずつ眼を休ませた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...ごろつきくずれの昨今仕事めいていた...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...コルンスタッチの代りに葛(くず)を入れても出来ましょうか」お登和嬢「葛でも出来ます...
村井弦斎 「食道楽」
...かれらはふたりともその場に泣きくずれてしまったのである...
山之口貘 「野宿」
...仕事場から出る木屑(きくず)を夜のうちにそっと取っておいて呉れたり...
山本周五郎 「柳橋物語」
...逃げくずれてきた味方に...
吉川英治 「三国志」
...沛然(はいぜん)たる雨の力に圧倒されて紫陽花(あじさい)のように気崩(きくず)れてしまう...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...斬った刹那の構えをくずさず...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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