例文・使い方一覧でみる「くすぶり」の意味


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...美濃紙(みのがみ)のくすぶり返った置き行燈(あんどん)には太い筆つきで相模屋(さがみや)と書いてあった...   美濃紙のくすぶり返った置き行燈には太い筆つきで相模屋と書いてあったの読み方
有島武郎 「或る女」

...でもまあほんとうにお珍しい……ただいまこちらのほうにお住まいでございますの?」「住まうというほどもない……くすぶりこんでいますよハヽヽヽ」と木部はうつろに笑って...   でもまあほんとうにお珍しい……ただいまこちらのほうにお住まいでございますの?」「住まうというほどもない……くすぶりこんでいますよハヽヽヽ」と木部はうつろに笑っての読み方
有島武郎 「或る女」

...これもくすぶり込んでゐるらしい一人の客が...   これもくすぶり込んでゐるらしい一人の客がの読み方
有島武郎 「骨」

...ホームズをくすぶり立つ炉辺の椅子に残して下がった...   ホームズをくすぶり立つ炉辺の椅子に残して下がったの読み方
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」

...火はくすぶり続ける...   火はくすぶり続けるの読み方
豊島与志雄 「ものの影」

...それから今日どこの田舎家でも行って見ればわかる事であるが家中がくすぶりきって真黒くなって居る...   それから今日どこの田舎家でも行って見ればわかる事であるが家中がくすぶりきって真黒くなって居るの読み方
中里介山 「百姓弥之助の話」

...うぢ/\と、内攻し、くすぶり、我と我が身を噛み、いぢけ果て、それで猶、うすつぺらな犬儒主義(シニシズム)だけは殘してゐる...   うぢ/\と、内攻し、くすぶり、我と我が身を噛み、いぢけ果て、それで猶、うすつぺらな犬儒主義だけは殘してゐるの読み方
中島敦 「かめれおん日記」

......   の読み方
中野鈴子 「わたしの正月」

...彼の胸底にくすぶりつづけていた...   彼の胸底にくすぶりつづけていたの読み方
中村地平 「霧の蕃社」

...モーナルーダオの内地人に対する胸底のくすぶりに...   モーナルーダオの内地人に対する胸底のくすぶりにの読み方
中村地平 「霧の蕃社」

...半分くすぶりながら引ずり出されて来た...   半分くすぶりながら引ずり出されて来たの読み方
浜尾四郎 「殺人狂の話」

...三ヵ月間くらいくすぶりつづけたあげく...   三ヵ月間くらいくすぶりつづけたあげくの読み方
秘田余四郎 「字幕閑話」

...書類の山でくすぶり...   書類の山でくすぶりの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」

...おの/\の工場の底にくすぶりこもうとする戦いの火そして絶ち切られた獄中で敢死の決意と...   おの/\の工場の底にくすぶりこもうとする戦いの火そして絶ち切られた獄中で敢死の決意との読み方
槇村浩 「同志古味峯次郎」

...場末の古本屋の親爺によく見られる夏冬ともにくすぶり返って汚い襟巻を首へ巻きつけていそうな貧相な顔の麦松は変屈者らしく...   場末の古本屋の親爺によく見られる夏冬ともにくすぶり返って汚い襟巻を首へ巻きつけていそうな貧相な顔の麦松は変屈者らしくの読み方
正岡容 「寄席」

...第四 南京豆台所といえば黒くくすぶりてむさ苦しきように聞ゆれどもこの家の台所は妻君が自慢顔に客を連れ込むほどありて平生(へいぜい)の綺麗好(きれいず)きさこそと思われ...   第四 南京豆台所といえば黒くくすぶりてむさ苦しきように聞ゆれどもこの家の台所は妻君が自慢顔に客を連れ込むほどありて平生の綺麗好きさこそと思われの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...この家は煤(すす)だらけにくすぶり返ッて...   この家は煤だらけにくすぶり返ッての読み方
矢崎嵯峨の舎 「初恋」

...焼け落ちた建物はまだ赤々とくすぶり...   焼け落ちた建物はまだ赤々とくすぶりの読み方
山本周五郎 「風流太平記」

「くすぶり」の書き方・書き順

いろんなフォントで「くすぶり」


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