...まつしろい皿のうへにうつくしくもられて泡をふき...
大手拓次 「藍色の蟇」
...これ以上うつくしくもなければ...
太宰治 「碧眼托鉢」
...改作追加春は驢馬にまたがつてどちらまで八幡製鉄所風景すくすく煙突みんな煙を吐いて鉱滓うつくしくも空へ水へ流れたり四月一日 晴...
種田山頭火 「道中記」
...「私は美くしくもありませぬし――若いと申したところで...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...他人から見れば立派でも美くしくもない孫の体を見上げ見下しして...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...利口であり美くしくもある...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
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