例文・使い方一覧でみる「くさはら」の意味
スポンサーリンク...僕は草原（くさはら）の中に立つた白張の提灯を想像し... 
芥川龍之介 「本所両国」
...ゆら／＼とゆれるたんびに草原（くさはら）へおちては狐扇（きつねあふぎ）の花（はな）に化（ば）けた...
竹久夢二 「桜さく島」
...やがて見覚えのある草原（くさはら）の中の池が見えて来たが...
田中貢太郎 「藤の瓔珞」
...草原（くさはら）に足投げ出して...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その癖全くさはられなかつたら又不満である傷口にさはられたのである...
長與善郎 「青銅の基督」
...それで直（す）ぐ草原（くさはら）を横切って...
夏目漱石 「こころ」
...はてしもないような草原（くさはら）になつたのです...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...山麓（さんろく）に草原（くさはら）がなく...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...昼間はくさはらの上のほうに這い出して日光に長くとまり...
室生犀星 「螽※［＃「虫＋斯」、第3水準1-91-65］の記」
...しづかに思ひをかけよさうわたしは考へるけれどやはり手をつめたくさはらしてゐるどうすることもできない...
室生犀星 「忘春詩集」
...裏の草原（くさはら）を探しましたが...
夢野久作 「青水仙、赤水仙」
...「今から裏の草原（くさはら）に行かねばなりません...
夢野久作 「青水仙、赤水仙」
...草原（くさはら）のまん中に浮き出しておりました...
夢野久作 「死後の恋」
...私が草原（くさはら）を匐（は）っているうちに耳にした二発の銃声は...
夢野久作 「死後の恋」
...そこから草原（くさはら）みたいな柔らかな絨壇の上に上って...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...草原（くさはら）と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...町外れの草原（くさはら）で捕まえて面会したのだそうです...
夢野久作 「二重心臓」
...罌粟の花この草原（くさはら）に...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
便利！手書き漢字入力検索