例文・使い方一覧でみる「ぎらぎら」の意味
スポンサーリンク...西日（にしび）を受けたトタン屋根は波がたにぎらぎらかがやいています... 
芥川龍之介 「手紙」
...ぎらぎらと油ぎった処...
泉鏡花 「婦系図」
...ぎらぎら光っていた...
海野十三 「宇宙戦隊」
...ぎらぎらと、強い光が、春木少年の左の肩を照らしつけた...
海野十三 「少年探偵長」
...二つのぎらぎら光る目...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...ぎらぎら光る恐ろしい目で...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...谷の上に見える狭い空には午（ひる）近い暑い陽（ひ）がぎらぎらしていたが...
田中貢太郎 「岩魚の怪」
...室の隅ずみには雲母（きらら）の衝立がぎらぎら光っていた...
田中貢太郎 「黄金の枕」
...二人の眼はぎらぎらと光っていた...
田中貢太郎 「春心」
...がらす玉のように妙にぎらぎらする嫉妬の要もあるまいし...
谷譲次 「踊る地平線」
...まるで輝かしい二つの点のようにぎらぎら光っている...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...庭には木の葉が強い日光にぎらぎら輝いていた...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...じっと一つ所を見つめてる彼の眼付――妙にぎらぎら光るものと...
豊島与志雄 「白日夢」
...ぎらぎらした光りの乱射を投じてるのを見た時...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...鮮緑色と菫色（すみれいろ）との火のあまたのぎらぎらしゆらゆらしている焔と共に...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...さっきの水はぎらぎら白く光って黒雲の中にはいって...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...冷笑を泛べた唇に脂肪をぎらぎらさせて...
横光利一 「旅愁」
...金若は眼をぎらぎらさせ...
吉川英治 「私本太平記」
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