...不自然なぎごちない成長を遂げねばならなかつた...
有島武郎 「子供の世界」
...ホイトマンの散文詩の樣なぎごちない口調ではあるが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...ぎごちない恰好で現れたのは...
海野十三 「空襲葬送曲」
...なんだかぎごちない動きかたをする...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...ぎごちない不態(ぶざま)な恰好(かつかう)は...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...ぎごちない不態(ぶざま)な恰好(かっこう)は...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...ぎごちないお辞儀を一つすると同時に...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...ぎごちない椅子にすわっていること...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ぎごちない軽いお辞儀をした...
豊島与志雄 「立枯れ」
...も一度ぎごちないお辞儀をして...
豊島与志雄 「立枯れ」
...ぎごちない青年の姿が見えることもあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いつものぎごちない職務熱心な態度で...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...なんと監督や監視人たちに気をとられていたことだろう! 身体つきのぎごちない...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...臥ていらっしゃる体がぎごちないというのは本当です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...まるできちんと坐り直すようなぎごちない動作で横になり...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...その口から身を隱す前に、彼等は一寸立ち停つて、船に飼つてあるチュルクといふ、まだ幼い、ぎごちない、太い四脚をした、ニウーファウンドランド産の仔狗にからかつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...座談もどこかぎごちない...
吉川英治 「新書太閤記」
...ぎごちない脚で起(た)ち上がると...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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