...星はきらきらとかがやいていました...
アミーチス 日本童話研究会訳 「母を尋ねて三千里」
...眼をきらきらとさせた...
梅崎春生 「狂い凧」
...真昼の陽にきらきらと光り...
梅崎春生 「幻化」
...山頂(さんちょう)がきらきらと輝いている...
海野十三 「三十年後の世界」
...きらきらと輝くうつくしい無数の星に変って...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...もう熱帶へ入つたから星はきらきらと美しく輝く...
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」
...人形の顔の胡粉が一度にきらきらと反射し出して...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...しまひにはたゞ舞扇の金の色だけがきらきらと光つた...
谷崎潤一郎 「二月堂の夕」
...葭簀(よしず)を立掛けた水茶屋の床几(しょうぎ)には徒(いたずら)に磨込(すりこ)んだ真鍮(しんちゅう)の茶釜(ちゃがま)にばかり梢を漏(もれ)る初秋の薄日のきらきらと反射するのがいい知れず物淋(ものさび)しく見えた...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...果してきらきらと光り出した...
中谷宇吉郎 「雨を降らす話」
...日光にきらきらと輝いていた...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...それは大変きらきらと輝いて...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...草の上の露はこんなところのも二条の院の前栽(せんざい)のに変わらずきらきらと光っている...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
......
室生犀星 「星より來れる者」
...眼はきらきらと光り...
山本周五郎 「似而非物語」
...きらきらと妖(あや)しく光るのが万三郎に感じられた...
山本周五郎 「風流太平記」
...うるみを帯びてきらきらと光った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...きらきらと光るような感じで...
山本周五郎 「山彦乙女」
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