...笠井が眼をきょとんとさせて火傷(やけど)の方の半面を平手で撫(な)でまわしているのが想像された...
有島武郎 「カインの末裔」
...……ざらざらと藁が揺れて、広き額を差入れて、べとりと頤髯(あごひげ)一面なその柔和な口を結んで、足をやや爪立(つまだ)ったと思うと、両の肩で、吃驚(おどろき)の腹を揉(も)んで、けたたましく飛び退(の)いて、下なる網に躓(つまず)いて倒れぬばかり、きょとんとして、太い眉の顰(ひそ)んだ下に、眼(まなこ)を円(つぶら)にして四辺(あたり)を眺めた...
泉鏡花 「悪獣篇」
...きょとんとした顔を見ると...
泉鏡花 「歌行燈」
...」勝は相変らずきょとんとした顔付で...
犬田卯 「米」
...きょとんとした顔で僕を見ました...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...「はあ?」と勝太郎はきょとんとしている...
太宰治 「新釈諸国噺」
...きょとんとした顔つきで青年を見上げ...
太宰治 「火の鳥」
...小さい円い眼がきょとんと黒ずんでいて...
豊島与志雄 「阿亀」
...きょとんとした眼の底から...
豊島与志雄 「黒点」
...」順造は気勢をそがれてきょとんとなった...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...きょとんとした顔付をしたり...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...」静子はきょとんとした顔をして...
豊島与志雄 「未来の天才」
...黒煙濛々(もうもう)たる黒船をきょとんとながめている...
中里介山 「大菩薩峠」
...独(ひと)りきょとんとした真事は叔母の方を向いた...
夏目漱石 「明暗」
...血まみれの青年はきょとんとして腰をあげた...
原民喜 「夏の花」
...きょとんと立っていた彦太郎の顔を見て...
火野葦平 「糞尿譚」
...此方をきょとんとした眼で見て...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...「ア……?」「……おや?」せっかく、天狗がのりうつって来かけた法師も、法力に酔わされていた男も、眼が醒めたように、きょとんと、眸(ひとみ)をうごかした...
吉川英治 「源頼朝」
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