...お妙である!「まあ!……」ときょとんとして早瀬はひたと瞻(みつ)めた...
泉鏡花 「婦系図」
...きょとんとした顔をして...
太宰治 「惜別」
...一寸の間きょとんとして...
豊島与志雄 「丘の上」
...それをきょとんと振立てて...
豊島与志雄 「黒点」
...」北村はきょとんとしている...
豊島与志雄 「自由人」
...きょとんとした眼をしています...
豊島与志雄 「正覚坊」
...きょとんとした眼を挙げて...
豊島与志雄 「操守」
...」きょとんとしてる永井さんをそのまま...
豊島与志雄 「高尾ざんげ」
...きょとんとした顔つきで考えました...
豊島与志雄 「不思議な帽子」
...きょとんとした顔付をしたり...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...きょとんと座っている伸治君と三男の尚士君とを見いだした...
永井隆 「この子を残して」
...きょとんとしている...
中里介山 「大菩薩峠」
...独(ひと)りきょとんとした真事は叔母の方を向いた...
夏目漱石 「明暗」
...きょとんとした顔つきで...
火野葦平 「花と龍」
...そこにきょとんとつっ立ってしまった...
本庄陸男 「白い壁」
...私はきょとんとして砂浜に出てみた...
柳田国男 「雪国の春」
...理解しかねた千鶴子はきょとんとして...
横光利一 「旅愁」
...相変わらずきょとんとしている...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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