...私はこのホイットマンの言葉を驕慢(きょうまん)な言葉とは思わない...
有島武郎 「想片」
...ヨブを驕慢(きょうまん)者となして直接に向けたる批難の矢である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...若いころの驕慢(きょうまん)の翼は...
太宰治 「新ハムレット」
...まして侍従の君はます/\驕慢(きょうまん)に...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...私はこの兄にとって我儘(わがまま)な一箇の驕慢児(きょうまんじ)であることを許されていた...
徳田秋声 「蒼白い月」
...沢山の新奇な事物や成功の驕慢(きょうまん)な満足に気を奪われて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...クリストフのような若い驕慢(きょうまん)な純潔な性情には...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼らは驕慢(きょうまん)な心から...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...気が弱く信じやすく多少驕慢(きょうまん)だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...驕慢(きょうまん)と戦闘行為とのそういう叙事詩は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...驕慢(きょうまん)の頂上にいた花菊は無理我慢の出来るたけをしいた...
長谷川時雨 「勝川花菊の一生」
...僕は屈辱と驕慢(きょうまん)との弱気から僕の誠実さを守り通すことに努めて来た」「君の誠実さは表現の外にあるさ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...いつもの驕慢(きょうまん)な...
山本周五郎 「いさましい話」
...謙信に代って驕慢(きょうまん)の罪を詫(わ)びてまいれ...
吉川英治 「上杉謙信」
...いつか驕慢(きょうまん)となってゆくその弟子とを...
吉川英治 「剣の四君子」
...辞句の驕慢(きょうまん)はともかく...
吉川英治 「三国志」
...女には裏をあばかれた捨てバチと人気稼業の驕慢(きょうまん)があった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...彼の驕慢(きょうまん)の一つに今以て云われているが...
吉川英治 「源頼朝」
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