...黍団子(きびだんご)さえこしらえてやったのである...
芥川龍之介 「桃太郎」
...黍団子(きびだんご)をやっても召し抱えたのだ...
芥川龍之介 「桃太郎」
...山形の「乃し梅」越後の「越の雪」岡山の「きびだんご」等々...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...のちにお腰に日本一の黍団子(きびだんご)をぶら下げて鬼ヶ島征伐に出かけるのですが...
相馬泰三 「六月」
...団子は煮た黒い黍団子(きびだんご)であった...
田中貢太郎 「岩魚の怪」
...己(じぶん)達も喫(く)ったような三個(みっつ)の黍団子(きびだんご)であった...
田中貢太郎 「岩魚の怪」
...この間は岡山の名産吉備団子(きびだんご)をわざわざ吾輩の名宛で届けてくれた人がある...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...吉備団子(きびだんご)をわが物顔に喰い尽したのは残念の次第である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
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