...彼はきちんとした服裝をつけてきびきびした小男で...
アーヴィング 高垣松雄訳 「クリスマス・イーヴ」
...きびきびした気象らしいのに...
有島武郎 「或る女」
...現代のきびきびした物言(ものいい)に移されたとき...
上田敏 「『新訳源氏物語』初版の序」
...きびきびした少女だった...
海野十三 「爆薬の花籠」
...生残りの船員にきびきびした命令を下しはじめたのであった...
海野十三 「幽霊船の秘密」
...お島のきびきびした調子と...
徳田秋声 「あらくれ」
...気象もきびきびした方で...
徳田秋声 「黴」
...まだやはりきびきびした自発的な人間であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そのきびきびした顔つきを形容するには...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...音律のきびきびした音律でなければ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...きびきびした働きぶりは...
火野葦平 「花と龍」
...きびきびしたものの云ひ方をしてゐた...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...綺麗なきびきびした人間です...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...きびきびした啖呵(たんか)だった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...物言いのきびきびしたお人でありましょうね?」「ええ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...サルスティウスの歯ぎれのよいきびきびした調子の方がわたしの気質にはかなうけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...手始末のいいきびきびした性質が...
山本周五郎 「柳橋物語」
...一本並べにゴマをふって焼いたきびきびした代物...
山本笑月 「明治世相百話」
便利!手書き漢字入力検索