...きびきびした女主人の指圖に從つた...
アーヴィング 高垣松雄訳 「驛傳馬車」
...彼はきちんとした服裝をつけてきびきびした小男で...
アーヴィング 高垣松雄訳 「クリスマス・イーヴ」
...きびきびした小男が...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...きびきびした順序で私にまず歯磨粉をつけた楊子を与え...
鷹野つぎ 「窓」
...それはきびきびしたものであった...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...別人のやうにきびきびした手順のよさと云つた風なものがあり...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...もう一人は小柄できびきびした人で...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...気象もきびきびした方で...
徳田秋声 「黴」
...音律のきびきびした音律でなければ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...エナメル塗りの大長靴をはいた小柄できびきびした巡査部長を呼びつけて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...きびきびしたものというよりも...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...きびきびしたものの云ひ方をしてゐた...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...そのきびきびした横柄(おうへい)な早口で...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...物言いのきびきびしたお人でありましょうね?」「ええ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...サルスティウスの歯ぎれのよいきびきびした調子の方がわたしの気質にはかなうけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...より現実的な・よりきびきびした・より自然的な・楽しみをもたないときだけだと知っても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一本並べにゴマをふって焼いたきびきびした代物...
山本笑月 「明治世相百話」
...きびきびしたルパンの言葉使いとはまるっきり吊り合わなくて実におかしかった...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
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