...甲午(きのえうま)の年の正月十五日にお隱れになりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
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武田祐吉 「古事記」
...あなかしこ天文きのえとら七月図書(づしよ)どの―――河内介は戦場の砂埃の中でその紙片をひろげたまゝ暫く茫然(ぼうぜん)と立ちつくした...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...甲子(きのえね)を一とし乙丑(きのとうし)を二とすれば甲戌(きのえいぬ)は十一であり丙子(ひのえね)は十三になる...
寺田寅彦 「自由画稿」
...それ故あるいは今でも同じ甲子(きのえね)の夜(よ)には同じ場所に出て来るかも知れない...
永井荷風 「伝通院」
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野口雨情 「未刊童謡」
...甲辰歳(きのえたつどし)潤(うるう)五月生――」守り袋の中の臍(へそ)の緒(お)書を読んだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...甲寅(きのえとら)四月生れの乙松といふ伜を引渡して頂きたいんで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...花世は甲子(きのえね)の年の生れ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...まったくできのええ芋だてことよ!段六 野郎め! アハハハハ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...或いはまた甲子(きのえね)の祭の日には...
柳田国男 「海上の道」
...ドンガを甲子(きのえね)の日とした前からの慣行が...
柳田国男 「海上の道」
...沖永良部島(おきのえらぶじま)にもマヂンがあり...
柳田国男 「海上の道」
...村にはこの庚申待や甲子待(きのえねまち)ばかりでなく...
柳田国男 「年中行事覚書」
...甲子祭(きのえねまつり)の日に大黒さんが来て...
柳田国男 「年中行事覚書」
...甲子祭(きのえねまつり)はいつ行うことになっているか...
柳田国男 「年中行事覚書」
...まさしく甲子(きのえね)にあたります...
吉川英治 「三国志」
...同年八月十二日甲午(きのえうま)...
吉川英治 「平の将門」
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