...きっぱりとしたものだった...
有島武郎 「星座」
...きっぱりとした決断力のある人とは思わなかった...
伊藤左千夫 「春の潮」
...彼女はきっぱりと説明した...
海野十三 「脳の中の麗人」
...ナオミは即座にきっぱりと云いました...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...きっぱりと答えた...
壺井栄 「大根の葉」
...)彼はきっぱりと相手の言葉をさえぎった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私がきっぱりと断ってきます...
豊島与志雄 「変な男」
...今まで妙な顔をしていた相川俊夫は不意にきっぱりとした快活な調子を現わし...
浜尾四郎 「途上の犯人」
...身なりがきっぱりとしているから浪人者ではあるまい...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...きっぱりと縁を切ってくれと言いますと...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...きっぱりとこたえた...
久生十蘭 「あなたも私も」
...明るい光線が眠っている者の上へきっぱりと落ち...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...きっぱりと撥(は)ねつけました...
森下雨村 「五階の窓」
...秀之進はきっぱりと云った...
山本周五郎 「新潮記」
...しかしきっぱりと答えた...
山本周五郎 「つばくろ」
...「みんなお兄さまのためです」とかねはきっぱりと云った...
山本周五郎 「ひとごろし」
...――また悪い癖がはじまったな」「この人は斬らせません」万三郎はきっぱりと云った...
山本周五郎 「風流太平記」
...声の調子はきっぱりとした...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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