...)と若旦那はきっぱりと...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...さすがに初めからきっぱりとは言いかねたのである...
伊藤左千夫 「春の潮」
...彼女はきっぱりと説明した...
海野十三 「脳の中の麗人」
...」明智は、自信ありげに、きっぱりと、いいきるのでした...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...きっぱりと賊の申し出をはねつけました...
江戸川乱歩 「大金塊」
...きっぱりと別れを告げたのだ...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...男らしいきっぱりとしたところはあるが...
田山花袋 「田舎教師」
...やがてきっぱりと...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...パーヴェル・パーヴロヴィチはしみじみした聲できっぱりと答えた...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...きっぱりと言ってのけた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...きっぱりと思い知らしてやろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...きっぱりと簡単にジャン・ヴァルジャンを拒絶すべきであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...……俺とお源は去年の暗闇祭にきっぱりとした関係(わけ)になっているンだから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...」花桐はきっぱりといった...
室生犀星 「花桐」
...きっぱりと打ち切る決心をした...
山本周五郎 「追いついた夢」
...きっぱりと別れて...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...きっぱりと割り切っている...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...きっぱりと」「はて...
吉川英治 「私本太平記」
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