...きっぱりと答えたじゃありませんか...
芥川龍之介 「開化の良人」
...きっぱりと賊の申し出をはねつけました...
江戸川乱歩 「大金塊」
...あなたは私が私どもみんなに代って話してもいいとお考えになりませんか?」彼はきっぱりと彼女にそう尋ねて...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...ついに彼はきっぱりと心を決めた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...「ズヴェルコフ! ぼくはきみに謝罪する」とわたしは断固たる調子できっぱりといった...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...やがてきっぱりと眼を挙げて答えました...
豊島与志雄 「高尾ざんげ」
...も一度きっぱりと...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...弥惣は昨今の者ですから」若主人の藤吉はきっぱりと言いきります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...きっぱりと引っこみをつけますから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...きっぱりとした決断をくだすことがむずかしくなった...
久生十蘭 「あなたも私も」
...きっぱりと撥(は)ねつけました...
森下雨村 「五階の窓」
...きっぱりと別れて...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...仕事を始める足掛りにもなるわ」栄二はきっぱりと首を振った...
山本周五郎 「さぶ」
...しかしきっぱりと答えた...
山本周五郎 「つばくろ」
...きっぱりと力をこめて云った...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...きっぱりと心のきまった姿勢だった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...立ち上がれ」ときっぱりと向き直った...
吉川英治 「剣難女難」
...永年はきっぱりと...
吉川英治 「三国志」
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