例文・使い方一覧でみる「きっての」の意味
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ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...猿沢佐介はおそらく部落きっての飲み手でした...
梅崎春生 「Ｓの背中」
...大阪市きっての娯楽地帯であった...
海野十三 「暗号数字」
...なお本庁きっての剛力刑事が...
海野十三 「恐怖の口笛」
...庁内きっての美男子で...
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「梟の眼」
...小山は初期の県会に出たほどの人物で郡内きっての有力者だからという父の助言に従ったのである...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...この辺きっての大きな古着屋であった...
橘外男 「蒲団」
...英国きっての人口の稠密（ちょうみつ）な地方だというに一列車が乗客を載せたまま...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...宗吉の家は村きっての大家であり...
豊島与志雄 「田園の幻」
...商業界きってのお大尽でげす」「貴様にとっちゃ旦那かお大尽か知らないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...この岩倉村に東西きっての大バクチがあるから行ってみろと...
中里介山 「大菩薩峠」
...越前屋というのは日本橋きっての大きな金物問屋で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...弓町きっての一徹者（いってつもの）だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...芦峅（あしくら）きってのその強力で冬の登山者に取って重宝がられたあの福松も...
百瀬慎太郎 「案内人風景」
...夫デュラスはギュイエンヌ州きっての大貴族である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そのためか村上家から養子に行った河原翠城という赤穂きっての慷慨家の学者が...
柳田国男 「故郷七十年」
...高麗村郷士きっての猛者（もさ）...
吉川英治 「江戸三国志」
...北河内きっての繁昌な大部落だった...
吉川英治 「私本太平記」
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