例文・使い方一覧でみる「きず」の意味


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...長い綱を引きずって行く水夫が帽子の落ちそうになるのを右の手でささえながら...   長い綱を引きずって行く水夫が帽子の落ちそうになるのを右の手でささえながらの読み方
有島武郎 「或る女」

...乱箱(みだればこ)に畳(たた)んであった着物を無造作に引摺出(ひきずりだ)して...   乱箱に畳んであった着物を無造作に引摺出しての読み方
泉鏡花 「縁結び」

...傷(きずつ)けられんも無益(むやく)しと思ひ...   傷けられんも無益しと思ひの読み方
巌谷小波 「こがね丸」

...押入から蒲団を曳(ひ)きずり出すと...   押入から蒲団を曳きずり出すとの読み方
海野十三 「電気風呂の怪死事件」

...抱(かゝ)えおこさんとすれどもおきず...   抱えおこさんとすれどもおきずの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...これらの能力がそのうちに内在する或る実体を離れては理解せられることができず...   これらの能力がそのうちに内在する或る実体を離れては理解せられることができずの読み方
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」

...もう落ち着きを取りもどすことができず...   もう落ち着きを取りもどすことができずの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...私を引きずり込もうとしているようでもある...   私を引きずり込もうとしているようでもあるの読み方
豊島与志雄 「祭りの夜」

...それ以上山と人との絆(きずな)の結び目とも言いたいほどのものであるのを感じた...   それ以上山と人との絆の結び目とも言いたいほどのものであるのを感じたの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...行きずりの通行人にまで声をかけてみた...   行きずりの通行人にまで声をかけてみたの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...三太は旦那に小さい体をひきずられるようにして歩いている...   三太は旦那に小さい体をひきずられるようにして歩いているの読み方
中村地平 「南方郵信」

...あるいは他人を毀(きず)つけたり...   あるいは他人を毀つけたりの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...起き上がることはまったくできずに...   起き上がることはまったくできずにの読み方
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」

...去年播(ま)いた麦も粒の入らない白い穂しかできず...   去年播いた麦も粒の入らない白い穂しかできずの読み方
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」

...その上にもしわれらの楼閣をきずくことが出来ないとしたら...   その上にもしわれらの楼閣をきずくことが出来ないとしたらの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...これは風呂敷頭巾(ふろしきずきん)を略した言葉かもしれないが...   これは風呂敷頭巾を略した言葉かもしれないがの読み方
柳田国男 「母の手毬歌」

...そうと気づくこともできず...   そうと気づくこともできずの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...お引摺(ひきず)りが足に纏(まつ)わりつくと...   お引摺りが足に纏わりつくとの読み方
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」

「きず」の書き方・書き順

いろんなフォントで「きず」

「きず」の英語の意味


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