例文・使い方一覧でみる「きしる」の意味


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...人声の沖にて何を呼(よぶ)やらん  桃鄰鼠は舟をきしる暁  翁予其後芭蕉庵へ参(まゐり)とぶらひける時...   人声の沖にて何を呼やらん  桃鄰鼠は舟をきしる暁  翁予其後芭蕉庵へ参とぶらひける時の読み方
芥川龍之介 「芭蕉雑記」

...ギリギリと歯車のきしるような...   ギリギリと歯車のきしるようなの読み方
江戸川乱歩 「探偵少年」

...終(しまい)には歯をきしるようなお調子で「お許し下さい! お許し下さい!」と叫ぶのがいかにも異常なので...   終には歯をきしるようなお調子で「お許し下さい! お許し下さい!」と叫ぶのがいかにも異常なのでの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「蛇性の執念」

...留魂碑をこゝにたてし時は、恰も旱魃に際せしが、石碑運び出さるゝに及びて大に雨ふり、建つる時にも大にふりて、農民雀躍して相喜べり、雲中に龍の姿さへあらはれたりなど、書きしるす...   留魂碑をこゝにたてし時は、恰も旱魃に際せしが、石碑運び出さるゝに及びて大に雨ふり、建つる時にも大にふりて、農民雀躍して相喜べり、雲中に龍の姿さへあらはれたりなど、書きしるすの読み方
大町桂月 「南洲留魂祠」

...その縊死のあとさきに就いて書きしるす...   その縊死のあとさきに就いて書きしるすの読み方
太宰治 「狂言の神」

...少しずつノオトに書きしるしていっているのであるが...   少しずつノオトに書きしるしていっているのであるがの読み方
太宰治 「もの思う葦」

...斯くと眺めて足止むる敵は肢體を震はして言句吃りぬ――口中に齒と齒ときしる音きこゆ...   斯くと眺めて足止むる敵は肢體を震はして言句吃りぬ――口中に齒と齒ときしる音きこゆの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...自分の苦しみを書きしるした...   自分の苦しみを書きしるしたの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...物のきしる鋭い音が聞こえた...   物のきしる鋭い音が聞こえたの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...斉天大聖到此一遊(せいてんたいせいとうしいちゆう)と墨くろぐろと書きしるした...   斉天大聖到此一遊と墨くろぐろと書きしるしたの読み方
中島敦 「悟浄歎異」

...だいたいのことを書きしるして...   だいたいのことを書きしるしての読み方
蜷川新 「天皇」

...あるいはこれをありがちのこととして特に書きしるすことをしなかったかも知れない...   あるいはこれをありがちのこととして特に書きしるすことをしなかったかも知れないの読み方
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」

...歯車がきしるとか...   歯車がきしるとかの読み方
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」

...ラーンスロット卿が詳しく書きしるしたあの破れわれる音の反響(抑えつけられたような鈍いものではあったが)にそっくりな物音が...   ラーンスロット卿が詳しく書きしるしたあの破れわれる音の反響にそっくりな物音がの読み方
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」

...それらのつづいておこって来てはいてもバラバラしている印象を片端から書きしるして行っただけでは...   それらのつづいておこって来てはいてもバラバラしている印象を片端から書きしるして行っただけではの読み方
宮本百合子 「結論をいそがないで」

...うれしく其を書きしるした...   うれしく其を書きしるしたの読み方
宮本百合子 「五月の空」

...輪下にきしる雪道をの下まで来ぬ...   輪下にきしる雪道をの下まで来ぬの読み方
森鴎外 「舞姫」

...その上さらに百人の記録家が出てきてそれを書きしるすとしたところで...   その上さらに百人の記録家が出てきてそれを書きしるすとしたところでの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

「きしる」の書き方・書き順

いろんなフォントで「きしる」

「きしる」の英語の意味


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蔵司   無我の境地   補う  

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