...きざしはじめるのである...
中井正一 「美学入門」
...舞台で使う脇差(わきざし)...
中里介山 「大菩薩峠」
...やはり例によっての病気のきざしのさせる業(わざ)だと思いましたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...その尼寺へ行って見たいという気がきざしていたものです――なお...
中里介山 「大菩薩峠」
...轉宿や直差(ぢきざし)(札差いぢめに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いきなり脇差(わきざし)か何んかで突き上げて殺したに違げえねえ――と」「待つてくれよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私はもう覺悟をしてゐる」主水は脇差(わきざし)を後ろに押しやると兩手を後ろに廻して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ひとのいるきざしは...
久生十蘭 「あなたも私も」
...妻のわたす脇差(わきざし)を腰におとした...
本庄陸男 「石狩川」
...思いに疑懼(ぎぐ)がきざして来ると...
本庄陸男 「石狩川」
...きざしはじめてゐたのであつた...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...おとなが書かせたのではあるまいかという念が、ふときざした...
森鴎外 「最後の一句」
...ようやくきざし始めた若干の変調に応ずることができるだけである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「いやといえばこれだぞ――」ギラリと脇差(わきざし)をぬいて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...刀(かたな)脇差(わきざし)はこじりを背中で挟(はさ)むくらいに床の下へさしこんで寝ること...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...悪心はきざしても...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...発作的に精神病的な兆(きざし)を見せ始めたのである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...不満や反抗のきざしが見えて来た...
和辻哲郎 「鎖国」
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