...毎年大ぜいの木樵(きこり)を辺境におくり...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...女のような木樵(きこり)と三匹の犬とをさも莫迦(ばか)にしたように見下(みくだ)しながら...
芥川龍之介 「犬と笛」
...樵夫(きこり)が連れて来た犬が莫迦(ばか)に吠(ほ)え付いて始未におえぬ...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...きこり松下君の写真が...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...いよいよ、きみがわるくなりましたが、きこりは、ナニクソッとふみこたえて、なおも、ひとみをこらしていました...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...きこりは、なんともいえない、いやらしいものだったと、いっています...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...いままでは、きこりと、北村さんの、ふたりのほかは、だれも見なかった宇宙怪人を、二十人にちかい人が、ハッキリと見たのです...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...雪ふかき所は雪中には山に入りて樵(きこり)する事あたはざるゆゑの所為(しわざ)にて...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...きこりには解けなかったのであろう...
太宰治 「断崖の錯覚」
...「晋(しん)の王質と云う樵夫(きこり)が山の中で童子が碁を打っているのを見ていたら...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その樵夫(きこり)とその農夫とは...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...きこり共にはそれらの声が少しも聞こえませんでしたし...
豊島与志雄 「お月様の唄」
...百姓や樵夫(きこり)の首ではなくて...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは木樵(きこり)ではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...桃の主とは前後の模様にて考ふれば樵夫(きこり)か百姓などの類(たぐい)なるべし...
正岡子規 「俳諧大要」
...きこりのたいた焚火(たきび)であろうか...
吉川英治 「神州天馬侠」
...足軽や附近の木樵(きこり)百姓などを督励して...
吉川英治 「新書太閤記」
...いつか木樵(きこり)や里の者も...
吉川英治 「日本名婦伝」
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