...お話がききたい方の耳に届かないと思います...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...夕方のご用ききにばけた刑事も...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...今までそばできき耳を立てていた例の男が...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...これでは御用ききそれ自身の能率もさることながら...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...筑摩織部正則重の正室桔梗(ききょう)の方(かた)と云うのは...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...からすうりの花がおおかた開ききってしまうころになると...
寺田寅彦 「からすうりの花と蛾」
...しかし単に説の奇矯(ききょう)であり...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...その男はたえず休みなしに、一人で口をきき、笑い、歌い、駄洒落(だじゃれ)を並べ、つまらぬ口笛を吹き、独語(ひとりごと)を言い、始終働いていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼女はききとれないほどつぶれた声で琴歌をうたふ...
中勘助 「銀の匙」
...ききょうをいけた日だった...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...それはとにかく以上(いじよう)お話(はなし)した巨石記念物(きよせききねんぶつ)は...
濱田青陵 「博物館」
...それから まどに にじりよって ききみみを たてます...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter おおくぼゆう やく 「ばにばにきょうだいのはなし」
...あなたにききたいのは...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
...三番目は肉料理ですが腿(もも)のランプステーキ即ちランという処を百目ばかり買って肉挽器械(にくひききかい)があればそのまま挽いて細かくしますし...
村井弦斎 「食道楽」
...できるだけ毎日を愉(たの)しく美しく掃(は)ききよめたいと...
室生犀星 「津の国人」
...以てのほかなお怒りときき...
吉川英治 「私本太平記」
...おれも少し目鑑(めきき)違いしたらしい...
吉川英治 「新書太閤記」
...顔ききの楊雄である...
吉川英治 「新・水滸伝」
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