例文・使い方一覧でみる「きかぬ気」の意味


スポンサーリンク

...きかぬ気性(きしょう)を具(そな)えているようでございました...   きかぬ気性を具えているようでございましたの読み方
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」

...いかにもきかぬ気らしいところも見えた...   いかにもきかぬ気らしいところも見えたの読み方
大杉栄 「続獄中記」

...父に似て色浅黒く眼が吊(つ)り上ったきかぬ気の顔立ちの子で...   父に似て色浅黒く眼が吊り上ったきかぬ気の顔立ちの子での読み方
太宰治 「新釈諸国噺」

...きかぬ気もございます...   きかぬ気もございますの読み方
太宰治 「新ハムレット」

...至って片意地の強いきかぬ気の男であったから...   至って片意地の強いきかぬ気の男であったからの読み方
田中貢太郎 「不動像の行方」

...きかぬ気のようでもそこはさすがに子供でした...   きかぬ気のようでもそこはさすがに子供でしたの読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...きかぬ気の小娘の丹青(マヽ)だ...   きかぬ気の小娘の丹青だの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...きかぬ気らしく頭振(かぶ)りを振りながら言い続けるのである...   きかぬ気らしく頭振りを振りながら言い続けるのであるの読み方
近松秋江 「霜凍る宵」

...しかしこのきかぬ気の勇敢な子猫に対して何かしら今までついぞ覚えなかった軽い親しみあるいは愛着のような心持ちを感じた...   しかしこのきかぬ気の勇敢な子猫に対して何かしら今までついぞ覚えなかった軽い親しみあるいは愛着のような心持ちを感じたの読み方
寺田寅彦 「ねずみと猫」

...きかぬ気の爺さんで...   きかぬ気の爺さんでの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...きかぬ気らしい頤(あご)...   きかぬ気らしい頤の読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...あまりにきかぬ気の貞奴まるだしであったのが物足りなかった...   あまりにきかぬ気の貞奴まるだしであったのが物足りなかったの読み方
長谷川時雨 「マダム貞奴」

...すこしでも家のものに余裕を与えたいと思うこころと、身をくだすせつなさをかくして、きかぬ気から、「好きだからなりたい」といって、きく人の心をいためない用心をしてまで身を金にかえようとしていた...   すこしでも家のものに余裕を与えたいと思うこころと、身をくだすせつなさをかくして、きかぬ気から、「好きだからなりたい」といって、きく人の心をいためない用心をしてまで身を金にかえようとしていたの読み方
長谷川時雨 「明治美人伝」

...きかぬ気な尖った鼻を見つめていたが...   きかぬ気な尖った鼻を見つめていたがの読み方
室生犀星 「或る少女の死まで」

...自分の好きな料理人がゐないのでそれきり料理屋の方を廃め、好きな茶を飲んで遊んでゐるそこの老人は、一見老齢ではあるが、きかぬ気立の、渋い、むつつりした茶人であつた...   自分の好きな料理人がゐないのでそれきり料理屋の方を廃め、好きな茶を飲んで遊んでゐるそこの老人は、一見老齢ではあるが、きかぬ気立の、渋い、むつつりした茶人であつたの読み方
室生犀星 「故郷を辞す」

...そしてきかぬ気の強い性質をあらわしているようにみえた...   そしてきかぬ気の強い性質をあらわしているようにみえたの読み方
山本周五郎 「さぶ」

...きかぬ気性があらわれていた...   きかぬ気性があらわれていたの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...それがふじこであろう、若い牝鹿(めじか)のような、すんなりした躯つきで、黒眼の勝った大きな眼に、きかぬ気らしい、大胆な色を湛えていた...   それがふじこであろう、若い牝鹿のような、すんなりした躯つきで、黒眼の勝った大きな眼に、きかぬ気らしい、大胆な色を湛えていたの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

「きかぬ気」の書き方・書き順

いろんなフォントで「きかぬ気」

「きかぬ気」の英語の意味


ランダム例文:
震え戦く   直弟子   盟書  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
最悪期   門外不出   原点回帰  

スポンサーリンク

トップへ戻る