例文・使い方一覧でみる「きかぬ気」の意味


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...いかにもきかぬ気らしいところも見えた...   いかにもきかぬ気らしいところも見えたの読み方
大杉栄 「続獄中記」

...さうして敏捷できかぬ気で...   さうして敏捷できかぬ気での読み方
太宰治 「お伽草紙」

...きかぬ気もございます...   きかぬ気もございますの読み方
太宰治 「新ハムレット」

...子供を負(おぶ)ったどっかにきかぬ気の見えるお媽(かみ)さんのような顔ばかりで...   子供を負ったどっかにきかぬ気の見えるお媽さんのような顔ばかりでの読み方
田中貢太郎 「女の首」

...至って片意地の強いきかぬ気の男であったから...   至って片意地の強いきかぬ気の男であったからの読み方
田中貢太郎 「不動像の行方」

...きかぬ気のようでもそこはさすがに子供でした...   きかぬ気のようでもそこはさすがに子供でしたの読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...きかぬ気らしく頭振(かぶ)りを振りながら言い続けるのである...   きかぬ気らしく頭振りを振りながら言い続けるのであるの読み方
近松秋江 「霜凍る宵」

...しかしこのきかぬ気の勇敢な子猫に対して何かしら今までついぞ覚えなかった軽い親しみあるいは愛着のような心持ちを感じた...   しかしこのきかぬ気の勇敢な子猫に対して何かしら今までついぞ覚えなかった軽い親しみあるいは愛着のような心持ちを感じたの読み方
寺田寅彦 「ねずみと猫」

...強情(ごうじょう)できかぬ気らしい...   強情できかぬ気らしいの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...どこかきかぬ気らしい...   どこかきかぬ気らしいの読み方
豊島与志雄 「溺るるもの」

...すこしでも家のものに余裕を与えたいと思うこころと、身をくだすせつなさをかくして、きかぬ気から、「好きだからなりたい」といって、きく人の心をいためない用心をしてまで身を金にかえようとしていた...   すこしでも家のものに余裕を与えたいと思うこころと、身をくだすせつなさをかくして、きかぬ気から、「好きだからなりたい」といって、きく人の心をいためない用心をしてまで身を金にかえようとしていたの読み方
長谷川時雨 「明治美人伝」

...きかぬ気らしく太い眉をピクリと動かして...   きかぬ気らしく太い眉をピクリと動かしての読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...自分の好きな料理人がゐないのでそれきり料理屋の方を廃め、好きな茶を飲んで遊んでゐるそこの老人は、一見老齢ではあるが、きかぬ気立の、渋い、むつつりした茶人であつた...   自分の好きな料理人がゐないのでそれきり料理屋の方を廃め、好きな茶を飲んで遊んでゐるそこの老人は、一見老齢ではあるが、きかぬ気立の、渋い、むつつりした茶人であつたの読み方
室生犀星 「故郷を辞す」

...きかぬ気をみせて...   きかぬ気をみせての読み方
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」

...そしてきかぬ気の強い性質をあらわしているようにみえた...   そしてきかぬ気の強い性質をあらわしているようにみえたの読み方
山本周五郎 「さぶ」

...きかぬ気性があらわれていた...   きかぬ気性があらわれていたの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...それがふじこであろう、若い牝鹿(めじか)のような、すんなりした躯つきで、黒眼の勝った大きな眼に、きかぬ気らしい、大胆な色を湛えていた...   それがふじこであろう、若い牝鹿のような、すんなりした躯つきで、黒眼の勝った大きな眼に、きかぬ気らしい、大胆な色を湛えていたの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...もう追いついて来そうなものだが」「きかぬ気でも...   もう追いついて来そうなものだが」「きかぬ気でもの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「きかぬ気」の書き方・書き順

いろんなフォントで「きかぬ気」

「きかぬ気」の英語の意味


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思う子   悪人顔   二会  

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