...悪魔(ぢやぼ)ぢやと申すことに合点(がてん)が参つた...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...翁とばかりでは御合点(ごがてん)まいるまい...
芥川龍之介 「道祖問答」
...いきなり唐土(もろこし)の豆腐屋(とうふや)だと早合点(はやがてん)をした...
泉鏡花 「雨ばけ」
...それにしても二人の年齢(とし)が一向合点(がてん)が往(ゆ)かないので...
薄田泣菫 「茶話」
...芋の葉のいや/\合点々々(がてんがてん)かな十月十二日 句謡会...
高浜虚子 「五百五十句」
...私のそんな独(ひと)り合点(がてん)は...
太宰治 「東京だより」
...気もちはどうだね」主翁は合点(がてん)がいかなかった...
田中貢太郎 「黄燈」
...子供がままごと遊びをする時は必ず大人(おとな)の真似をするされば彼女も自分は検校に愛せられていたのでかつて己(おの)れの肉体に痛棒(つうぼう)を喫(きっ)したことはないが日頃の師匠の流儀(りゅうぎ)を知り師たる者はあのようにするのが本来であると幼心に合点(がてん)して...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...行田地方と妻沼(めぬま)地方に行く乗合馬車がてんでに客を待ちうけて...
田山花袋 「田舎教師」
...はじめて炉辺の一同がそれを合点(がてん)したので...
中里介山 「大菩薩峠」
...兵馬にもいちいち合点(がてん)がゆく...
中里介山 「大菩薩峠」
...合点(がてん)のゆかないものだと思いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その私からありのままの報知を受けるあなたにもとくと御合点(ごがてん)が行く事だろうと思います...
夏目漱石 「行人」
...あらゆる場合の両端に各(おのおの)一つずつしかないと合点(がてん)しても間違ではなかろうと思います...
夏目漱石 「創作家の態度」
...我々には何の事やら合点(がてん)の行かぬことが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...覇気熱情(はきねつじょう)も日頃は温雅典麗(おんがてんれい)な貴人の風につつまれている...
吉川英治 「三国志」
...われらには一こう合点(がてん)が相なりません!去(い)んぬる元弘(げんこう)の年の初め...
吉川英治 「私本太平記」
...二条家の体面を損(そこ)ねぬようにすればよいのであろう」独り合点(がてん)にうなずいた...
吉川英治 「私本太平記」
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