...内側に幅の広い鉄のかんぬきががっしりとかかっている...
江戸川乱歩 「影男」
...がっしりした男が腰をかがめて...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...おまえがかきを食うのかね? ほんとかい? こりゃおもしろい! おまえの食べっぷりを拝見しようかね!」だれかのがっしりした手が...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かき」
...がっしりしてるだけさ...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...霞網(かすみあみ)などよりはよほどがっしりしたものであったらしい...
寺田寅彦 「鴫突き」
...そのがっしりとした体躯が...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...田舎のがっしりした古家をなつかしく思った...
徳田秋声 「足迹」
...口髭(くちひげ)などに威のある彼のがっしりした相貌(そうぼう)は...
徳田秋声 「あらくれ」
...がっしりした体格で...
豊島与志雄 「死の前後」
...骨骼のがっしりした美を求めるからだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...骨組のがっしりしたものを欲求することからして...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...事件の構成ががっしりとできている...
平林初之輔 「当選作所感」
...がっしりした体格で...
三浦環 「お蝶夫人」
...ずんぐりで横にがっしりした...
宮本百合子 「九州の東海岸」
...がっしりした苔である...
室生犀星 「庭をつくる人」
...ここにかなりがっしりとした...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...がっしりと、両の足を踏んで...
吉川英治 「新書太閤記」
...がっしりした中年以上の武家...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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