...がちゃんがちゃんと...
海野十三 「超人間X号」
...だって室内の調度がちゃんと映っているのですよ...
海野十三 「不思議なる空間断層」
...雪子姉さんの姿がちゃんと見えますよ」「それは見えるでしょう...
海野十三 「四次元漂流」
...あたしがちゃんとして上げたから...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...ほんとうはよくわからない事がちゃんとわかっているかのように読まれうるから...
寺田寅彦 「人の言葉――自分の言葉」
...するとそれがちゃんと立派な「笑い」になって現われるのである...
寺田寅彦 「笑い」
...掛金がちゃんとささってるのを確めた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...樹下美人図の中にそれがちゃんとある...
中谷宇吉郎 「八戒に遭った話」
...「それほどの考(かんがえ)がちゃんとあるあなたに...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...これと同じように一つの言語に用いる違った音は一定数のものがちゃんと作りつけになっているような訳です...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...自分(じぶん)の家の大きな犬(いぬ)のトムと小(ちい)さなカナリヤのキュイップの言葉(ことば)がちゃんとわかるのです...
アナトール・フランス 岸田國士訳 「母の話」
...心臓がちゃんとあるべき場所にあるんだからな……」クレエテルヤアン氏はもう実際...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...もう拳骨がちゃんと握れないのが...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...歴史の或時の業績の中から積極的なものがちゃんと引出されるのは当然であり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...相手がちゃんとした人で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ブランカのひっかかったのはロボーがちゃんと警告する本道の上のワナではなくて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あたしがちゃんと待っていたことを...
山本周五郎 「柳橋物語」
...家がどんなに困ることになるかということがちゃんと分かっていた...
吉田甲子太郎 「秋空晴れて」
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