...権利金は?」「うん」不破は面倒くさそうに顎(あご)のあたりをがしがし掻きました...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...きつくさわやかですがしがしい...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...床(とこ)の間(ま)には刷毛(はけ)でがしがしと粗末(ぞんざい)に書いたような山水(さんすい)の軸(じく)がかかっていた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...下手な字をペンでがしがし書いて済ましていた...
夏目漱石 「余と万年筆」
...それを凝視(ぎょうし)していたそれがしがしまったと...
吉川英治 「上杉謙信」
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