...がくんがくんがくんと三度ずっこけ...
梅崎春生 「狂い凧」
...がくんとハンドルは引かれ...
海野十三 「宇宙戦隊」
...がくんと横にかたむき...
海野十三 「不沈軍艦の見本」
...すると、鉄人の肩が、がくんとゆれて、「ウウウウ……...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...また、ぴしりっ、そして、「王手!」鉄人のからだが、がくんと、くずれました...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...ぼくの足ががくんとまがった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かき」
...がくんと雪の上にへたばってしまった...
林芙美子 「美しい犬」
...礼子が頭をがくんとおとしていた...
林芙美子 「泣虫小僧」
...彼はがくんと蹲(うずくま)り茫然としていた...
原民喜 「苦しく美しき夏」
...私と夫以外は誰もこのことは知りませんから」がくんと馬車が止まったので...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...調子に乗って喋(しゃべ)り立てていた安倍誠之助もがくんと躓(つまず)くものを感じた...
本庄陸男 「石狩川」
...がくんがくんと玩具のやうに首を動かせた...
牧野信一 「鏡地獄」
...がくんと上躰(じょうたい)を揺すった...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...続けさまにがくんがくんと大きくおじぎをし...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...その侍はがくんと頭を仰向けに振り...
山本周五郎 「花も刀も」
...がくんと、戦力が落ちたと知ったとたんには、残る味方同士が、ひとつに、かたまり合うことすらが、困難中の困難だった...
吉川英治 「私本太平記」
...突然、大地に爪を立ててもう一声、「お、おわかれ申しあげます」と、いったのが終りで、がくんと、手をついたまま地面へ顔をぶつけた...
吉川英治 「新書太閤記」
...がくんと肩を落して平伏した...
吉川英治 「新・水滸伝」
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