...こんなにかるがるとしたふうに...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...カビ博士はあのようにこの碗をかるがるとあつかったのに……...
海野十三 「海底都市」
...だから大きな岩石を隊員はかるがると持ちあげて遠くまでなげとばすことが出来た...
海野十三 「三十年後の世界」
...丁坊のからだをかるがると抱(だ)き上げた...
海野十三 「大空魔艦」
...かるがると両方からぶらさげた...
海野十三 「大空魔艦」
...かるがるとからだが浮きあがったのである...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...その大金庫をかるがると引っぱりだしたのであった...
海野十三 「四次元漂流」
...さもかるがると持ちあげて...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...かるがると返事は出来ませんでした...
太宰治 「きりぎりす」
...眉のかくれるくらいまでにあふれた髪のうえにかるがるとのせて...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...ふさ付き帽子面(おも)もちゆたかに洋服かるがると花々しきを...
樋口一葉 「たけくらべ」
...甲斐守がかるがるとした足どりで入って来て...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...かるがると踊りました...
水谷まさる 「シンデレラ」
...あなたの処からかるがると出てゆこうとしている...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...かるがると枝から枝へにげまわっています...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...いとかんたんに座談會などでかるがると...
吉川英治 「折々の記」
...こうして、おたがいに槍の両端を握りあってゆけば、流されることはありません」龍太郎(りゅうたろう)は山なれているので、先にかるがると、岩石へとびうつった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...かるがると竹童をひッつるして席へあがり...
吉川英治 「神州天馬侠」
便利!手書き漢字入力検索