...それから騒ぎになって...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...そんな小供騙(だま)しのから騒ぎなどには頓着しない...
薄田泣菫 「水仙の幻想」
...早くから騒ぎまわって損をした...
太宰治 「佐渡」
...それから騒ぎで、ただぼんやりしてる婆さんを、いろいろ宥(なだ)めすかしたり、道理を説いてきかしたり、しまいに看護婦をつけて送り届けた...
豊島与志雄 「霧の中」
...それから騒ぎになった...
豊島与志雄 「霧の中」
...それから騒ぎが大きくなって...
中里介山 「大菩薩峠」
...毎日毎晩から騒ぎをしていますとね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...それから騒ぎになったが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...柄杓(ひしゃく)で一杯飲んで――」「それから騒ぎの始まるまでここに休んでいなすったのか」「大方そうだんべい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...肝腎(かんじん)のお小夜が脇差でなぶり殺しにされたんだから騒ぎでしょう」「なぶり殺し?」「十二三ヶ所も傷があったそうだから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それから騒ぎ出したことだろう――暫(しばら)くお萩の傍に寄らなかったのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...髪結さんは荷物を運び出してしまってから騒ぎだした...
長谷川時雨 「朝散太夫の末裔」
...たいへんなやつなのか知れないんだぞ!」四から騒ぎではなく...
久生十蘭 「キャラコさん」
...初めっから騒ぎなんぞ起しはいたしません...
久生十蘭 「魔都」
...時刻は今し方通行者が苦痛の唸声を聞きつけてそれから騒ぎになつたのだ...
村山槐多 「悪魔の舌」
...群臣のうちから騒ぎだして...
吉川英治 「三国志」
...人民は足もとから騒ぎだすなど...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あちらこちらから騒ぎ立てた...
吉川英治 「親鸞」
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