例文・使い方一覧でみる「から出張」の意味
スポンサーリンク...それに毎週金曜日に東京から出張してくるはずだときいた当の弁護士... 
犬田卯 「荒蕪地」
...東京から出張してきた明智小五郎が寝泊りをして...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...催しがあるから出張して店を出せと言って来る...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...総（す）べて鈴木病院から出張した医師や看護婦が担当した...
谷崎潤一郎 「細雪」
...明日から出張する途次を立ち寄ってくれたという...
種田山頭火 「鉄鉢と魚籃と」
...港口を扼したやうに両方から出張つてゐる徙崖の向うには...
田山録弥 「島の唄」
...別世界から出張した人間のように思われるこれらの従業員が...
寺田寅彦 「破片」
...東京から出張っていた土木の請負師に連れ出されて...
徳田秋声 「足迹」
...二百人から出張ってで御座りますな...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...遠い冥土（めいど）から出張したのだそうだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...警察から出張した警官とおもしろそうに話しております...
野村胡堂 「九つの鍵」
...メードがふたり……つまり四人ひと組になってホテルから出張してくる仕掛けなのだそうだが...
久生十蘭 「あなたも私も」
...――連中といふのは都から出張して来る事業仲間の総称なのだが...
牧野信一 「円卓子での話」
...私はばかばかしいと共に腹が立って其男の鈍感そうに垂れ下った眼瞼から出張った顴骨まで癪に障った...
森於菟 「屍体異変」
...地獄から出張して来た青鬼か何ぞのように物凄く見えた...
夢野久作 「戦場」
...いつでもこッちから出張ってやる」「オオ...
吉川英治 「江戸三国志」
...場所は信州方から出張って三州長篠の原...
吉川英治 「銀河まつり」
...あるいは命をうけて安治川の阿州屋敷から出張（でば）ったものか...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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