...ずっと重たそうなからだつきをしていましたが...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「とびくらべ」
...(すらりとしたからだつきで...
太宰治 「チャンス」
...均齊のよくとれたからだつきをした...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...肩のいかった身体付(からだつき)のがっしりした女であるが...
永井荷風 「雪解」
...たくましいからだつきをしていた...
林芙美子 「美しい犬」
...そんなふうなからだつきでけっしてりっぱとは言えなかったが...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...からだつきはむしろ細いほうだから...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...ただからだつきがますますかぼそく...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...ほっそりしたからだつきである...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...からだつきが子供っぽくないと...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...からだつきや顔立ちが...
三好十郎 「斬られの仙太」
...柔らかな白を幾枚か重ねたからだつき...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...からだつきは、がっしりとふしくれだっているのに、頭は小さくて、しかも、とってもおだやかな、やさしそうな顔つきをしているのです...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...ゆったりしたからだつきや...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...左近はゆったりと肉の厚いからだつきで...
山本周五郎 「新潮記」
...からだつきの小がらなしっとりとした婦人で...
山本周五郎 「日本婦道記」
...粉雪に遮(さえぎ)られて、はっきりとは見えないが、その大きさや、からだつきや、林から出てじっと立停っている用心ぶかさで、それが「くびじろ」だということは、甲斐にはすぐわかった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...しょっちゅうみんなが自分のからだつきや...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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