...提供される材料からして...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...最初からしていくたの矛盾(むじゅん)が雑然として混在していたにかかわらず...
石川啄木 「時代閉塞の現状」
...客のほうからしゃべった...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...)第二部リッケルトのこの科学論に対して人々は様々な関心と視角とからして...
戸坂潤 「科学方法論」
...作品に対する理解を益々深からしむることにのみ益立つであろう...
豊島与志雄 「月評をして」
...でたらめな無作法な新しいものを頭からしぼり出しながら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...――このことからして私は...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...今日の材料の取扱ひ方からして...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...一時己れ等の見識のない所からして誤つた方向に迷入つたと云ふのは...
内藤湖南 「北派の書論」
...幸(さいわい)にして社主からしてモッと売れ口のよいような小説を書けとか...
夏目漱石 「道楽と職業」
...この両個の刺激からして...
夏目漱石 「文壇の趨勢」
...しかしこれらは余談に流れるからしばらくこれを措(お)き...
新渡戸稲造 「自警録」
...この平等の主義からして物を貪(むさぼ)るは男子の事に非(あら)ずと云う考えが浮かんだのだろうと思われる...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...その理想国においては婦女子までもそれにあずからしめたほどで)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...侯自身からしかじかと聞かされたのだ」「侯は将軍家側衆(そばしゅう)であった」甲斐の声は低く...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...死罪、遠島、重追放などの、家を失った数々の人間の子は、必然、浮浪者のなかまに入り、また、良家の子弟ではあっても、世のばからしさ、あほらしさから、犬になりたい仲間も殖(ふ)え、両々相俟(あいま)って、糜爛(びらん)した時粧(じしょう)風俗とともに、天下不良化の観をつくった...
吉川英治 「大岡越前」
...尊氏の胆(きも)を寒からしめることもなく...
吉川英治 「私本太平記」
...このすれっからしめ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索