...なんといっても小さくてかよわいので...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 「おやゆび姫」
...かよわい少年の力で...
海野十三 「火星兵団」
...ニーナは、かよわい女です...
海野十三 「爆薬の花籠」
...味方はかよわい女一人...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...かよわいお嬢さんを...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...あたし自身が犯人だと疑われることはないの? かよわい女だから...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...手のなかをすべりでるかよわいもの...
大手拓次 「藍色の蟇」
...妹はかよわい身一つで病人の看護もせねばならず世話のやける姪をかかえて家内の用もせねばならず...
寺田寅彦 「障子の落書」
...かよわい糸でつるされているように見えるが...
寺田寅彦 「簔虫と蜘蛛」
...かよわいわたくし風情(ふぜい)の力で殿様の御機嫌が直りませぬ時は……」お松が心配そうに言うのを切髪の婦人は笑って打消し...
中里介山 「大菩薩峠」
...わたしの胸はかよわい病氣した幼な兒の胸のやうだわたしの心は恐れにふるへるせつないせつない熱情のうるみに燃えるやうだ...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...かよわい女気(おんなぎ)の...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...平手うちを一つ受けても倒れるようなかよわい少女たちが...
宮本百合子 「結集」
...こちらはかよわい小娘の智謀一つで...
柳田国男 「山の人生」
...かよわい、薄い、細長い四五片(へん)の葉が朝涼(あさすゞ)の中に垂れて描(ゑが)く女らしい曲線...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...かよわい足で、しかもはるかな旅を、どんな人々に付き添われて来たろうか...
吉川英治 「私本太平記」
...かよわい妻子眷族(けんぞく)にまで及んだので...
吉川英治 「新書太閤記」
...かよわいお千絵様がいる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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