例文・使い方一覧でみる「かべぎわ」の意味

...壁側（かべぎわ）の籐椅子（とういす）から身を起した... 壁側の籐椅子から身を起したの読み方
芥川龍之介「影」

...壁側（かべぎわ）に手ごろな書棚が一つ... 壁側に手ごろな書棚が一つの読み方
芥川龍之介「魔術」

...壁側（かべぎわ）の書棚を眺めましたが... 壁側の書棚を眺めましたがの読み方
芥川龍之介「魔術」

...壁際（かべぎわ）の斜めに掛った細い梯子（はしご）によって... 壁際の斜めに掛った細い梯子によっての読み方
海野十三「宇宙尖兵」

...壁際（かべぎわ）から同体に搦（から）みあったまま... 壁際から同体に搦みあったままの読み方
海野十三「恐しき通夜」

...四名は赤見沢研究所の建物の壁際（かべぎわ）にぴったり取付いた... 四名は赤見沢研究所の建物の壁際にぴったり取付いたの読み方
海野十三「鞄らしくない鞄」

...蟹（かに）の横匍（よこば）いのように壁際（かべぎわ）を滑（すべ）っていった... 蟹の横匍いのように壁際を滑っていったの読み方
海野十三「空襲葬送曲」

...二少年も、そのまねをして、かべぎわに、身をかくしました... 二少年も、そのまねをして、かべぎわに、身をかくしましたの読み方
江戸川乱歩「宇宙怪人」

...両方のかべぎわにおき... 両方のかべぎわにおきの読み方
江戸川乱歩「鉄人Ｑ」

...壁際（かべぎわ）や... 壁際やの読み方
アントン・チエホフ　Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳「六号室」

...どうするの？」とうとう壁際（かべぎわ）まで押しつけた... どうするの？」とうとう壁際まで押しつけたの読み方
太宰治「パンドラの匣」

...天井の明りを消すためによろめきながら壁際（かべぎわ）へ行ってスイッチを切ってから... 天井の明りを消すためによろめきながら壁際へ行ってスイッチを切ってからの読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...おれを壁際（かべぎわ）へ圧（お）し付けた... おれを壁際へ圧し付けたの読み方
夏目漱石「坊っちゃん」

...彼は影のように壁際（かべぎわ）に佇（たたず）んでいた... 彼は影のように壁際に佇んでいたの読み方
原民喜「美しき死の岸に」

...彼は壁際（かべぎわ）によって... 彼は壁際によっての読み方
原民喜「永遠のみどり」

...壁際（かべぎわ）の方へと尻込（しりご）みをすれば... 壁際の方へと尻込みをすればの読み方
樋口一葉「たけくらべ」

...スルスルと壁際（かべぎわ）を這った四... スルスルと壁際を這った四の読み方
吉川英治「江戸三国志」

...壁際（かべぎわ）へ押しつけられた形だから... 壁際へ押しつけられた形だからの読み方
吉川英治「松のや露八」

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