...この薬は身体に附着するとかぶれるといい...
石川欣一 「比島投降記」
...蒲団(ふとん)をかぶれる...
石川啄木 「悲しき玩具」
...頭からすっぽりかぶれるような構造になっているのがいいね...
海野十三 「怪星ガン」
...目深くかぶれるに...
大町桂月 「冬の榛名山」
...いつも従弟の顔を見るとその男らしい果敢な気風にかぶれるせいか...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...ツタウルシの毒でかぶれるのと似ているが...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...マエナラの山には松をかぶれるパンの神まつられ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ホゼルはかぶれることで...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...ところで日本人ほどたやすく流行にかぶれる者もないが...
山本周五郎 「季節のない街」
...だから六波羅の放免根性にかぶれるわけではないが...
吉川英治 「私本太平記」
...上へ刀を振りかぶれる空間があれば...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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