...西洋人にかぶれたと云ふ痕跡(こんせき)が少い...
芥川龍之介 「東西問答」
...『僕にもこれで樗牛にかぶれてゐた時代が有つたからねえ...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...それがかわかないうちに鞭を持ったからかぶれたというんですが...
板谷波山 「美術学校時代の岡倉先生」
...目深くかぶれるに...
大町桂月 「冬の榛名山」
...やぶれかぶれになってしまいました...
太宰治 「貨幣」
...たぶん秘密団体のつまらない悪魔主義にかぶれているのでしよう...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...つまり皆にかぶれてしまうんだね...
豊島与志雄 「好意」
...それはかぶれに似ていて数日で治った...
永井隆 「長崎の鐘」
...然し惑つた末には人は心にもない處置をしてしまふことがあるので僕も一方病院の者や知人などに對しての恥辱をも感じたので遂やぶれかぶれで思ひ切つた手紙を出した...
長塚節 「開業醫」
...すっかりかぶれてしまって...
中谷宇吉郎 「若き日の思い出」
...七五郎 相変らずお前は軍師(ぐんし)かぶれが強いなあ...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...小旗のやうな破れかぶれの枝工合なぞが...
林芙美子 「浮雲」
...やぶれかぶれな気持ちで家を飛び出して...
林芙美子 「晩菊」
...仮面(めん)をかぶれば――いやもう...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...もうかうなれば破れかぶれだとばかりに...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...ホゼルはかぶれることで...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...ところで日本人ほどたやすく流行にかぶれる者もないが...
山本周五郎 「季節のない街」
...東京の連中も追い追いかぶれて来たので大いに憤慨し...
山本笑月 「明治世相百話」
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