...昔は矢だとか槍の先だとかにとりかぶとの汁を塗つて...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...潜水服と潜水かぶとをかぶった人間のような形をしているのであった...
海野十三 「海底大陸」
...中くらいの隕石ではあたってもこのかぶとでふせぐことができる」「ああ...
海野十三 「三十年後の世界」
...あの兜虫(かぶとむし)のやうな顔をしかめて...
薄田泣菫 「茶話」
...ピカピカ光る兜(かぶと)に黒い髪の毛をたらしている...
寺田寅彦 「先生への通信」
...空中に物が浮かぶとかいうことは...
中谷宇吉郎 「露伴先生と神仙道」
...神妙に兜(かぶと)をぬげ」「フン...
野村胡堂 「古銭の謎」
...宝石をちりばめた軽い黄金の兜(かぶと)をいたゞき...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...あるのは 葉っぱの 多い オークの 切りかぶと...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「きつねめさんのはなし」
...さらば冑(かぶと)に羽の飾して出(い)でなん...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...兜(かぶと)にも腹巻にも菊水の金章が打ってあった...
山本周五郎 「新潮記」
...流石(さすが)の只圓翁もこの人物には兜(かぶと)を脱いでいたらしく稽古の時にも決して叱らなかった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...(かぶと)をぬいで鞍に結びつけると...
吉川英治 「三国志」
...かぶとの眉廂(まびさし)に手をやって顔をそむけた...
吉川英治 「私本太平記」
...鉢金(はちがね)だけの素兜(すかぶと)に腹巻をしめた軽捷な敵だった...
吉川英治 「私本太平記」
...ふたたびかぶとはかぶらず...
吉川英治 「私本太平記」
...具足はつけているが兜(かぶと)はいただいていない...
吉川英治 「新書太閤記」
...兜(かぶと)の前立(まえだて)だとか鎧の金具なども...
吉川英治 「源頼朝」
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