例文・使い方一覧でみる「かな本」の意味
スポンサーリンク...このささやかな本をここに送り出そう――実体験に基づくからこそ心に迫るものがあるのだとして... 
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...豊かな本当の幸せを迎えられる...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...北越奇談を出板せしが（六巻絵入かな本文化八年板）一辞半言（いちじはんげん）も雪の事をしるさず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...私が以前『緋のエチュード』と題して記録したささやかな本や...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」
...私はごく僅かな本しか持たず...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...平衡を欲するひそかな本能よりして...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...みな確かな本当のことばかりで...
豊島与志雄 「夢の卵」
...僞作でない確かな本は...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...確かな本とは云はれないが――の中に...
内藤湖南 「支那目録學」
...盛岡で一番賑かな本町の通りを歩いていると...
野村胡堂 「胡堂百話」
...貞恵といふささやかな本は別にひそかに考へて居るのです...
原民喜 「書簡」
...またいつも私が埓（らち）を越えないやうにしてゐる確かな本能でもあつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...私は僅（わず）かな本を相手に暮らしていた...
堀辰雄 「三つの挿話」
...果たせるかな本当のハナタデはこれではなかった...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...惜しいかな本元の味噌おでんの風流味は全く忘れられ...
山本笑月 「明治世相百話」
...この虫類のしなやかな本能の世界が整然と群団をつらぬき...
横光利一 「旅愁」
...オオまだ微かな本心が残っていたか...
吉川英治 「剣難女難」
...三尊の灯華（ちょうか）おごそかな本堂へ進む...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利！手書き漢字入力検索